「あら、今日は早く終わったの?」
「ボクだけ早く帰ったんだよ、だってお客が全然来ないの!街は死んでるよ!」
5人のスタッフが出勤していた土曜日の昨日、朝からお客は全くやって来ず、することを見つけて働いていたけれど、午後になってすることがなくなって、最近勤務時間過多気味だった夫が早めに帰って来たんだそうな。
街が死んだ原因は、
オーストラリアン・フットボールのグランド・ファイナルです。
私の予想通り、金曜日に行われたグランドファイナル記念パレードには、史上最高の大群衆が集まりまして、メルボルンは近年まれに見る大興奮に包まれておりました。リッチモンド・タイガースの37年ぶりの優勝がかかっていましたからね。
グランド・ファイナルが開かれたメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)は、ナント10万人の大観衆に埋め尽くされ、MCG の東隣りにあるタイガースのホームグラウンドでもあるパント・ロード・オーバル(Punt Road Oval)も、グランド・ファイナルのチケットを持っていないタイガースファンが1万人以上も集まって、周辺では大混雑も見られたそうですが。
MCG 周辺に集まらなかった人々はというと、おそらく午前中はBBQ の準備に追われ、BBGランチの後はテレビの前に釘付けとなっていたはずです。
フットボールなんて興味のない私も、早めに帰宅した夫も、昨日はTV観戦したんですから。歴史に残る一戦でしたからね。
オーストラリアン・フットボールは、4つのクォーターを戦います。第1と第2クォーターは、接戦というか前評判通りアデレード・クロウズがリードして、なかなか手に汗握る展開でしたが、後半はタイガースが簡単過ぎるほどゴールを決めて一方的な展開になりましたから、ゲームとしては面白くない決勝でした。
しかし、37年ぶりの優勝を決めたタイガースのファンは、さぞ嬉しかったことでしょうね。
Love this guy. He brought a trumpet to the street party - and of course he played our song. #aflgrandfinal2017 pic.twitter.com/kRZlbRMFDI— Henrietta Cook (@henriettacook) September 30, 2017
興奮したファンは、深夜まで大騒ぎをしたそうです。周辺の道路を埋め尽くして騒ぎ続け、お酒が入り過ぎたせいもあって、警察のお世話になる人も続出したようですし、建物の被害も出ています。
やれやれ…
お帰りの前に1クリックを!
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