昨年のハロウィーンの日の夕方。
どこに出かけたんだったか覚えていませんが、帰宅中に仮装した子供達の集団を見て、大いに焦ったのはこの私です。
家と家が結構離れているこんな田舎環境では、トリック・オア・トリートで家々を回るにも相当な距離を歩かなければならないし、どの家も道路から玄関までかなりの距離があるのでお菓子をもらって歩くには割に合わないし、子供達はきっと来ないだろうと思っていたのです。
だからね、当然お菓子の準備などしておりませんでした。
ところが、子供達とその保護者の大きな集団が、我が家のある道沿いにトリック・オア・トリートをやっているんですよ。
「どうする? 来てるよ!」
「あげるものがないもない!」
「ツナ缶すらないし!」(かつてうちの娘がツナ缶をもらってきたことがあるのよ。)
「バナナならあるけど、そんなにたくさんはないし…」
もうね、本当に、あの子達が来たら「ごめんね、あげるものがないもないの」と謝るしかないという危機的状況でして。
結局、その集団は我が家の一つ前の家のところで引き返して行きました。
やれやれ…
でも、今年も来たらどうする?
「ゲートを閉めて入って来れないようにしよう」「ダメだ、ゲートは壊れているんだった」「じゃあ、ゲートの間に車を停めてブロックしよう」
そんな姑息な計画を練る私に、うちの夫が言いました。
何を言っているんですか! うちの子供達が小さい頃には楽しませてもらったんだから、ちゃんとお菓子を準備しておくべきでしょう!
そうですね、
ごもっともです。
でもね、子供たちがやって来るかどうか分かりませんし、買ってきたお菓子が無駄になるのも嫌だし、甘いお菓子を買いたくない私は、小袋入りのせんべいや小袋入りのポテトチップスを買ってきました。これなら、子供たちが来なかったら私達が食べれるし。
夫だったら、チョコレートやキャンディやグミやクッキーや、砂糖のたくさん入った身体に悪いお菓子をいっぱい買ってきただろうな。余ったらどうするかなんて考えないんだろうな。
さあて、明日のハロウィーンに、子供たちはやって来るでしょうか!
ワタクシ、間違っておりました。
ハロウィーンは10月最後の日、これは正しかったのですよ。ただし、10月は30日までじゃなくて、31日まであるというところが間違っていました。
お恥ずかしい限りです。
すっかりその気になっておりましたので、気がつかなかったら、明日の夕方「やっぱり誰も来ないじゃん!」と、小袋入りのせんべいをボリボリ食べるところでした。
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