久しぶりに良い雨が降りました。
辺り一帯乾燥しきってカラッカラでしたから、せめて野菜とハーブにだけは水やりを続けておりましたけど、今この仕事部屋から見える景色もしっとりと湿っていい感じ。
気温も例によって20度近く下がり、日本で言えば10月の雨の朝って感じです。(明日からはまた真夏に戻るんですけど。)
さて、久しぶりといえば、昨日「もう一つの久しぶり」がありました。
蒸し暑かった昨日の午後のことですが、居間で扇風機に当たりながら編み物をしていたところに、ライオンズクラブのイベントから帰って来た夫が、ソファに横になって昼寝を始めたのです。
最初は、こんな感じから始まりました。
んゴウォーッ、んゴウォーッ!
「うわっすごい! でもね、娘の付き添いや運転教習もやってくれてるし、疲れてるのね」
ところが、そんなんで終わるはずがなかったのだった。
音量はどんどん大きくなり、ガギグゲゴ系からバビブベボ系、さらにブルブルブルンブルン系の轟音と化していきます。
「うっへえ! 一体これは何デシベルくらい行ってるだろ?」
ところがところが、よほど疲れているのか、ブルブルブルンブルン系の轟音に達してからもさらにエスカレートして行ったんです。
ああ…、あの音を文字で表わせと言われても、それは無理だわ。
強いて言えば、怪獣の雄叫びにブルブルブルンブルン系を混ぜて、途中にカギグゲゴ系とバビブベボ系も取り混ぜながらジェットエンジン並み大音量にした感じ。
「無理〜!」
私は編み物をあきらめて、直ぐに仕事部屋に退散しました。
あの大轟音のすぐ隣で眠れる人がいたら、その人は耳鼻科へ行って聴力をチェックしてもらったほうが良いと思います。
久しぶりに聞いたけど、いやあすごかった。
何を隠そう、私はうちの夫と同じ部屋で寝ていません。
昨年、睡眠問題で辛い思いをいたしまして、って言うか私の睡眠問題はもう20年以上に及ぶのでして、ずっと眠れない日々が続いておりました。
ブログアーカイブで、昨年の2月あたりを見ていただくと、睡眠ホルモン剤に睡眠導入薬にと薬に頼りつつ、涙ぐましい努力をしていた頃のことをお読みいただけます。
まあね、眠れないのは精神的なものが一番の原因なんですが、隣で寝ている夫が部屋が震えるほどの大イビキを轟かすし、巨体をドシンドシンと動かして寝返るを打つからベッドがぐわんぐわんと揺れるし、遅くまで起きてiPadで動画を見たり夜中にiPhoneでゲームをしたりするし、睡眠が浅い私にとって夫と同じベッドで眠ることは睡眠確保の大障害になっていたのですよ。
睡眠問題解決への結論は「夫婦別寝室」でございました。
私達家族が住んでいるこの家の最も端っこの方にある使っていなかった部屋を「非難部屋」と称しまして、時々そこで寝るようになったのです。
この「静か・暗い・涼しい」と三拍子そろった非難部屋で寝るようになってからというもの、私の睡眠問題は完全に解消いたしまして、その後何度か自分のベッドで寝ようとしたこともあったのですが、自分のベッドだと隣には夫が寝ているんですからね、結果は火を見るよりも明らかというわけで。
こうして非難部屋は、すっかり私の寝室ということになったのです。
いつか再び、また同じベッドで寝るしかなくなったらと思うと、私はマジで怖いです。
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