2017年2月12日

映画「ヒドゥン・フィギュアズ」

昨日の午後、娘と二人で映画「ヒドゥン・フィギュアズ」を見てきました。この映画のことを知ってからずっと見たいと思っていたのです。


アメリカ国内で人種差別がまだまだ深刻な社会問題であった50年代から60年代、NASAで黒人女性達が働いていたことは、しかもマーキュリー計画(さらにはその後のアポロ計画やスペースシャトル)の成功に大きな貢献をした黒人女性達がいたことは、ほとんど知られていなかったと思います。

彼女たちが、偏見や差別と戦いながら、世界の科学史に残るNASAの偉業達成に貢献した事実を、重たくならず時にはコミカルに、非常に心が温まる雰囲気で描いているのがこの映画です。

わざわざ映画館に、最近は安くないチケット代(大人22ドル)を払って見に行った理由は、うちの娘です。娘もこの映画を見たいと思っていたのですけど、パニック障害のために映画館に行くなど無理な話でしたから。

でもね、少しずつ良くなって、昨日は映画を楽しむ事ができたのです。

中心人物3人の一人ドロシー・ヴォーンを演じたオクタヴィア・スペンサーは、オスカーを受賞した映画「HELP」以来のファンなので、特に良かったです。もちろん、主演の数学の天才キャサリン・ジョンソン役タラジ・ヘンソンも、エンジニアのメアリー・ジャクソン役ジャネール・モネイも、非常に良い演技でした。ご存知ケビン・コスナーもいい役でしたし、「ビック・バン・セオリー」のシェルドンのイメージが強すぎるジム・パーソンズも、シェルドンイメージとは全く異なる演技で良かったですよ。


映画を見終わった後、彼女たちの業績を知って感心し、また人種差別や偏見のある社会が変わってきたことに安心し、温かい気持ちになる映画です。

おすすめです!

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