2017年2月27日

おしゃれなヒジャブ

先月以来、メルボルンに連日通っております関係で、リングウッド(Ringwood)やそれよりさらに外側地域では滅多に見られない、見とれるように美しい人々やファッショナブルな人々を見かけることがあります。

娘に付き添って通っているメルボルンの北側には、メルボルン大学以外にも学校がいくつかありますし、電車がスインバーン工科大学(Swinburne University of Technology)の横を通るので学生達を多く見かけるわけですが、つい目が留まるのはイスラム教徒の女の子達。

ヒジャブというのを被っているから一目瞭然なわけですがね、話題にしたいのはそのヒジャブのファッション性ですよ。イスラム女性のファッションという私のステレオタイプを覆す、彼女達のヒジャブの色、柄、デザイン、結び方!ブローチのようなアクセサリーを付けている人もいますね。

おしゃれなのよ〜!

彼女たちのヒジャブ・ファッションにかける思いというのは、我々がヘアスタイルにかける思いと同じものでしょ?頭を覆うための布でいかにおしゃれをするかという。女の子なら分かりますよね、その気持。

みんな同じなのよ。

おしゃれなヒジャブというのにすっかり興味津々の私ですが、ヒジャブというのはファッションというだけでなく、ヘアスタイルが決まらない時の頭隠しや洗髪ができなくてテカテカしている髪の毛隠しにも良いかもしれないなどと、おばさんになるとそういうことを考えてしまうんですよ。

先日のことですけどね、朝から雨が降ったりやんだり風も強くて寒かった日に、私ね、思わずヒジャブ・ファッションに挑戦してしまいました。

ヘアスタイル保護のためにスカーフを被るということをしたことがないわけではありませんが、日本でそういうのをやるのはちょっと勇気がいったものです。特に若い頃は、他人の目が気になるものですしね。

しかし、先日は、急に雨が降ってきて、突風で髪の毛は逆立って暴れまくるし、首に巻いていたスカーフをヒジャブ風に頭に巻いてみたのですよ。

そうしたらねえ貴方、温かいし、もちろん雨に濡れないし、快適そのものでございました。日差しの強い暑い日には、白いスカーフをふんわりと被ればとっても快適なんです。

そして、暑くなってスカーフが不快になれば、イスラム教徒ではないんですから取っちゃえばいいわけだしね。スカーフを被っている人はとても多いので、誰にもジロジロ見られませんよ。

いいわあ、スカーフ!

ただし、おしゃれに見えるように被るのは、なかなか難しいです。

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