2017年2月7日

死ぬところだった

ほぼ1ヶ月ぶりに、娘の運転練習に付き添いました。

教習員として助手席に座る人は、随時指導したり指示したりという役割なはずですが、お母さんはですね「いつ心臓がバクバクし始めるだろうか」と、そればかりが心配で。

ただ、うちの夫から、娘の運転が非常に上達していることを聞いておりましたし、今後の課題は「滑らかに速度を落とすこと」と「駐車」であるとのことでしたから、通常の運転はもう大丈夫なのだろうと楽観的な気分で助手席に乗り込んだのでした。

確かに、この1ヶ月ほどで驚くほど上達していました。「スローダウン!」「ゆっくりよ~!」と叫び続ける必要などありませんでしたし、方向指示器の出し方もカーブの回り方も文句なし!

ですからね、お母さんの心臓もバクバクすることなく、そのうち窓の外の景色を眺めるゆとりまで出てくるほどだったんです。

途中で卵を買いに小さなスーパーに寄りまして、それからはリングウッドの北エリアをぐるぐる回りました。そして、やって来た運命のT字路。交通量の少ない時間帯でしたが、身を乗り出すように左右の安全確認をしていた娘。まさか、この時、右側の安全確認を怠っていたとは!

私は助手席側の左方向だけを確認したんです。そして発進! その瞬間、目の前を通り過ぎたピンクの車。

Shit! と叫ぶ娘! 固まるお母さん!

もう少し強くアクセルを踏んでいたら、ぶつかっていました。もしもぶつかっていたら、あの速度だと少なくとも運転席の娘は死んでいましたね。

左右の安全確認を忘れてはいけません!


その後、家に戻るまで、助手席側の手すりを掴む手に力が入りすぎて痺れるほどでした。ああ疲れた。

それでもね、一度も心臓はバクバクしなかったんです。

心臓がバクバクしなくなったのは昨日の朝からなんです。深呼吸もしなくなりました。薬の服用量を2倍にしたおかげかもしれません。

医者に相談せずに薬の服用量を勝手に変更するのは良くないのですよ。ただし、私はこの薬をかれこれ10年以上飲み続けておりまして、時々具合が悪化すると服用量を増やすように医者から言われてきたのです。

突然増やしたり減らしたりはしてはいけません。増やし方も減らし方も、医者に言われたとおりに。副作用の目眩が危険ですし。

さあて、今日はいよいよ電車の練習です。

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