2017年2月4日

「目がぁ〜」と脳みその不思議

記憶というのは、一体どうなっているんでしょうか?

脳みその中のどこかに保存されているんでしょうけど、どんなふうに?

色や形や音や匂いや痛みや皮膚の感覚や、脳みそが感知する様々な刺激がどういうふうに記憶として保存されて、ある何かのきっかけでそれらを再び感じる(つまり思い出す)のでしょうか?

不思議です。

時々、目が痒かったり、目が痛かったりしてですね、

「目が...」

と言うたびに、私の頭の中では、ある映像が浮かんで音が聞こえてきます。それも100%の確率で、必ず「目が」という言葉を発すると同時にです。

そして、その後、叫んでしまうのよ、

「目がぁ〜!」

もちろん、ある映像とはこれです。

「天空の城ラピュタ」終盤の有名なシーン

シータとパズーが唱えた呪文によって巨大飛行石から強い光が放たれたシーンです。ムスカが叫ぶんです「目がぁ〜!」って。この後、ラピュタは崩壊して海に落ちていくんです。クライマックスシーンです。

普段、この映画のことを思い出すことも考えることもありませんよ。

それなのに、いつでもどこでも、「目が」というフレーズを口にした途端に、この映画のこのシーンの記憶が瞬時に蘇るという...。

いやあ不思議だわ。

ちなみに、うちの息子も娘も「目が」という言葉を聞くと思い出すそうです。日本語を喋ることがほとんどありませんので、自分たちが「目が」というフレーズを口にすることはないわけですがね、誰かが言うのを聞くとやっぱり思い出すんですって。

こういうのは色々ありますよね。

特に音や匂いなど五感の刺激と直結した記憶というのは、忘れたくても忘れられないです。こういうのを差別的に消してくれる治療があればいいんだけどなあ。ある事がきっかけで自動的に思い出してしまう悪い記憶ってやつを、消してしまえたら楽になる人が大勢いると思うんです。

そいういう研究をしている人って、いるのかしら。

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