2016年5月1日

寝不足で気分最悪の朝

昨晩は、長年の友人であるHさん宅に夕食にお呼ばれして、楽しい夕べを過ごすことができました。Hさんご夫婦の優秀な一人息子のN君も一緒で、これまで大人の会話に参加することなど皆無だったうちの息子や娘も会話に参加し、非常に和やかで楽しい夜でした。

N君は、メルボルン大学でエンジニアリングを勉強すること6年目。もうすぐ修士課程を終えます。長い学生生活でした。小学校の準備学年 Prep から数えると19年間の学校生活ですよ。長いよねえ19年も。N君は来年は日本で就職したいそうです。

Hさんご夫婦は、昨年1ヶ月かけてギリシャ国内をバックパック旅行しておられます。公共の交通機関を使って、多くの場合は歩いて、例年になく残暑の厳しい9月のギリシャをバックパック旅行とはすごい。私にはそんな体力はないわ...。道に迷い、目的地とは反対側に着いてしまったりしても、ギリシャ人の親切に助けられ、何もかも手配済みの旅行では得られない経験をしたそうです。

まあ、昨夜はとにかく楽しかった。お酒も入って、美味しいものを食べて、おしゃべりして、沢山笑って。Hさんご夫婦は、うちの夫の病気のことや我が家の現状をご存知なんですが、そういうことは話題にしなかったし。

さて、お酒を飲んだ夜は、私は普段以上になかなか寝付けません。また普段以上に目が覚めます。夫は居間で「ゲーム・オブ・スローン」の続きのエピソードを見ているようでしたから、私は一人でさっさと寝るつもりでしたが、実際に眠りにつくまでには結構な時間がかかりました。それでもちゃんと眠れたんですよ、轟音が響き始めるまでは。

目が覚めたのは12時頃でした。何事かと思ってちょっとあわてました。とにかくその騒音が高架橋下レベルで、ゴォウーガガガガグワァーと凄まじかったんです。「なんだなんだ?」と目が覚めて「ここはどこ?」状態の私です。ここは自分のベッドの中、真っ暗、この轟音は何?

ゴォウーガガガガグワァーッガガガガッグアグアグアグアー

夫のイビキは、お酒を飲んだ夜は特にすごいんですけど、昨夜の超爆轟音は隣で寝るどころか同じ部屋にいることも耐えられない音響レベル。日頃翻訳をしている電動工具の取扱説明書によく騒音に関する注意事項が出てきますけど、「音響レベルが85デシベルを超える場合は、常に防音保護具を着用し、必要な場合は騒音ばく露時間を制限してください!」の一文を思い出しましたよ。

このような非常事態に備えて避難場所が作ってあります。私達夫婦の寝室からは最も遠い、我が家の向こう側の端っこの使っていない一室に緊急用ベッドを準備してあるんです。

真夜中に寝室から下りてゆき、キッチンを通ってさらに階段を下り、おトイレに寄ってから、息子の仕事部屋になっている部屋を通って緊急避難ベッドにたどり着いた頃には、すっかり目が覚めちゃっていまして、さあ再び眠ろうと思ってもなかなか眠れるもんじゃあないんです。

それでも夜中の3時が近づく頃にはウトウトし始めたんですけど、突然ゴゴゴゴーザザザービュワンビュワンと大嵐がやって来まして、家が大きな木に囲まれておりますのでその音たるや今にも家が吹き飛ぶのではなかろうかという凄まじさ。

結局それでまた眠れなくなり4時が来て、「どうしよう、このままでは朝が来る!」と焦っているうちになんだか夢を見たような気がするけど、5時半頃には起きちゃったという日曜日の朝です。

昨夜は楽しかったけど、今朝の気分は最悪です。

お帰りの前に1クリック を!



0 件のコメント:

コメントを投稿