ところが、そんなブログを書いた後、トンネルの照明がババババッと全部点灯して「きゃあ何なの!眩しい!」と思った瞬間に、目の前の幕がバアッと開いて「あれっ、トンネルがなくなっちゃった!あれは幕に描かれた絵だったのか?」と当惑していると、周囲の景色は一気に以前暮らしていた街の姿!
そんな感じなんです。
いえね、昨日義弟家族が近くのショッピングセンターに来ているというので、うちの夫と二人で会いに行きまして、その後で久しぶりに夫と二人で食事をしたんです。ショッピングセンターにできたギリシャ料理のレストランで。夫はしょっちゅう外食しているけど、私はレストランで食事したのはウンヶ月ぶりでした。
その時にね、夫に言ったんです。
ハンディマンの仕事は、あなたの性格とコンディション(双極性2型障害と先天性の黄斑変性で視力を失うスターガルト病)から考えて一人で続けていくのは難しいわよ。やっぱり、一番合っているのは道具や機械を売るツールショップの仕事だと思うよ。これまでの人生で培った知識や技術を活かすことができて、かつ安定した収入が得られるし、視力が落ち始めてもある程度対応できるし。
本当はやりたかった電動工具会社のマネージャー職は、メンタルが安定していないと難しいだろうし、毎日車で販売店や取引先を回るテクニカルセールスの仕事は、視力が落ちたらもう無理。また身体は疲れるし売上目標のストレスで再び「うつ」の引き金になりかねない。
ハンディマンの仕事を本格的に始めるには道具を買い揃える必要があると言ってるし、資格や保険の問題もあるらしいし。ところがいつまで目が見えるか分からないから悩んでいるんでしょ?
以前勤めていたツールショップの仕事はあなたに合っていたけど、家から遠すぎて毎日の通勤で疲労がたまり「うつ」の原因になったんじゃあないの?
家から10分のところにある同じ系列のツールショップで働いたらどう? 朝が早い早番のシフトでも、家から近いので楽なはず。あなたの知識を活かせるし。パートでもカジュアルでも、そこで働いてくれて定期的に決まった収入が入れば、私達家族は大いに助かるよ。まあそんなふうにね、話したわけです。美味しいお料理を食べながら。
普段はなかなか私の言うことを聞いてくれないんですけど、昨日はちゃんと聞いてくれました。レストランで食事中ですから逃げられないし、大声もあげられませんしね。そして、じゃあ帰りにそのツールショップに寄ってみようかというので一所に寄ったんです。
そのツールショップのオーナーには以前会ったことがあるそうでした。そのショップのマネージャーをやっている人は、以前勤めていたツールショップの同僚でした。
お店に寄ったら、その元同僚のマーネージャーはお休みだったんですが、オーナーが声をかけてくれました。「何かお探しですか?」って。
オーナーは、すぐに夫が誰であるかに気づき、夫がパートタイムの仕事を探していると言うと、オーナーはちょうど今新しいスタッフが必要なんだとおっしゃる。夫がじゃあ履歴書を持ってきますと言うと「いやそんなものいらない、ハイ採用です!」って。
明日の朝、事務的な手続きに行くそうです。おそらくそのまま、仕事とということになるんじゃあないでしょうか。パートと言っていたけど、とりあえず週4日から始めるって。
夫が働けるようになるまでは、私一人で家族を養っていかなくちゃあいけないんだからな!と、覚悟を決めていたんですけど、こんな急展開。夫が言うには、「ツールショップの店員のような低級な仕事は不本意だけれでも、とりあえずはしようがないと思うとのこと。やりがいと満足感のためには、コミュニティ奉仕活動とハンディマンの仕事をやるそうです。
やれやれ...です。
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