2016年5月25日

今シーズン最初の暖炉

私達が今住んでいる家はセントラルヒーティングが完備されているのですが、壊れています。パイロットランプがすぐに消えてしまうのです。

そのため、暖房を入れたい時には、屋外にある大きなヒーターのパネルを開けてライターでパイロットランプを点火しなくてはなりません。ところが、このヒーターユニットのパネルも壊れているのです。私の背丈より大きいユニットのパネルを丸ごとガバッと外さなければなりませんで、どこのネジをどう動かしたらパネルが丸ごと外せるのか私は知りませんけど、だいたい物理的に重たすぎて私にはできないの。

ですから、ヒーターは夫がいる時しか使えないということでございます。

ところで、暦の上ではもうすぐ冬。朝晩は結構寒くなっておりまして、昨夜は暖房が欲しかった。ところが夫はコミュニティーマーケットの件でどこかに出かけてなかなか帰ってこない。

そこで、暖炉に火を入れることにしたんです。これなら私一人でできますしね。薪置き場から薪を運んできて、今シーズン最初の暖炉タイムです。


この暖炉ですが、見た目はおしゃれだし、確かに燃える炎を見ているとなんとも言えないいい気持ちになりますし、一応少しは温かいのですけどね、この暖炉は暖房を目的に作ったものではないと思うんです。

ファン付きの暖炉なら大きな家でも一気に温まりますけど、この暖炉は薪が燃えて放出する熱をですね、ほとんど全部煙突から外に逃がすような作りになっております。熱と二酸化炭素を放出する「環境破壊だけ暖炉」です。火のすぐ近くまで寄ればもちろん温かいですけどね、部屋が温まるまでには相当な量の薪をくべる必要があるんです。

だから、この暖炉はめったに使わないの。

暖炉は見た目が素敵でもね、薪を燃やせば灰がたまるでしょ?それを誰かが掃除しなくちゃならないんですよ。ウチではね、私以外の三人は掃除というものに全く関心がないものだから、私がやるしかないんです。そして、暖炉の掃除はけっこう大変なんです。

ですからね、本格的な冬が来る前にセントラル・ヒーティングを何とかしないといけません。

しかし、先日ヒーターを見てもらった業者が言うには、ユニットが古すぎて(20年位は経っている)修理用の部品が手に入らないって。新しいユニットのご購入をおすすめしますだって。

そんなもん、買えるわけないじゃん!

ただでもやっと生活しているっていうのに、来月は息子のカイが親知らずを4本全部抜くことになっているのよ。その費用が3500ドルもかかるのよ。うちの夫は、相変わらず半日のパート仕事を週に4回やっているだけ。要するに週2日しか働いていないってことなのよ。そんなんで新しいヒーターユニットを買えるわけないでしょう。

今年の冬の暖房は、さあてどうなるのか!

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