2016年5月12日

肉好きと菜食生活

私達が親しくおつきあいしているエクリーさん家族が最近菜食生活になっているそうです。うちの夫が彼らに見せた「食肉生産と環境問題のビデオ」を見て肉を食べるのを控えているうちにほとんど菜食生活になったのだそうです。

うちの夫がそのビデオを見せたんですか...、肉なしでは生きていけないお肉大好きのうちの夫が?

エクリーさん家族は、お肉を食べるのは特別な時だけにしたのだそうで、そういう特別な時に食べる肉は「オーガニックで環境に配慮した持続可能な農業によって生産された良質の肉」を食べるんだそうです。お値段は高くてもそれで良いのだそうです。

なるほど。

以前から肉を食べたくなくなっていた娘のサチは、エクリーさん家族の話を聞いてからというものちょっと強迫的なまでに肉を避けるようになりまして、「肉はやめて」という娘の強いリクエストに応えて、お母さんは最近ますます夕食の献立に肉を使わなくなってきております。娘は魚介類も肉であると言って嫌がるのですが、タンパク質は豆と卵と豆腐で十分に摂れますからね。

我が家の男達はこういう食生活に不満があるようです。しかし、まだ学生でアルバイトもしていない息子のカイは親からお小遣いももらえないのですから、出されたものを食べるしか選択肢はありません。

問題はねえ、うちの夫。

気が付くと、冷蔵庫にはハムやベーコンやローストチキンやサラミや各種チーズが!
フリーザーには冷凍ミートパイやソーセージロール(ソーセージのパイ生地ロール)が!

買ってくるんですよ。そして、朝から肉を焼き、卵を焼き、パンにバターを(マーガリンやアボカドではなくて)たっぷり塗って、高カロリー食に舌鼓をうっている。夕食の反動が来ているとしか思えないんですよ。

男達のために時には肉を使った献立にしたいし、実はその方が簡単だったりするのですけど、そうすると娘は食べない。サラダにツナ缶など使っただけでも食べない。「そこまで極端(Extreme)にならなくても良いじゃないの?」というお母さんの言葉に腹が立つ娘。

娘は、肉や魚やシーフードは特別な時に良質のものを少し食べればいいのだとい言うんです。エクリーさん家族を羨ましがってる様子です。

ですからね、最近は晩ご飯に肉や魚介類を使う時は、菜食者用の分も考えて作らないといけないんですよ。

豆腐は便利な食材です。オーストラリアでは日本の絹豆腐から中国の叩いても割れない(ちょっと大げさ)固い豆腐までいろいろありますので、煮物から炒め物までいろいろ使えるし男達も豆腐系は嫌がらない。

卵はなかなか献立の幅が広がりにくいんだなあ...。

そして問題は豆よ。せっせと豆料理を作ってもですねえ「おならが出て困る」という不満が度々寄せられております。

家族にお肉大好き菜食主義がいると、本当に超めんどくさいです。

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