2016年5月27日

インターネット途上国

オーストラリアのインターネットが世界的標準との比較において格段に遅いというのは、オーストラリア国民の自虐的見解として誰もが認めるところですが、本当に信じがたいほど遅いんです。

我が家ではオーストラリア最大の電気通信会社「テルストラ (Telstra)」の最速ブロードバンドサービスを利用していますけど、10年以上も前に岡山県の総社市に住んでいた頃に利用していた倉敷ケーブルテレビの光インターネットとかいう接続サービスの方が遥かに遥かに速かった!

ブロードバンドとは名ばかりで、全然ブロードじゃないんです。

そしてまた、このブロードバンドが遅くてもちゃんと繋がってくれればいいのだけど、しょっちゅう繋がらなくなる。そしてここ最近は、夜になるとやたらにつながらない。

何をクリックしてもこれの連発です。


あきらめかけた頃に突然繋がったりするのだけど、またすぐに不具合発生で繋がらなくなったり、画像だけが表示されなくなったり、もうわけわからん!

私達が住んでいるエリアは、田舎的環境とはいえメルボルンには結構近いんですよ。人口密集エリアまで車で5分です。インターネットのケーブルが引けないほどの辺境の地ではないんですけどねえ。

ダウンロードやアップロードの回線速度は、しょっちゅう1Mbpsもいきません。400Kbpsとかね、もう「うそでしょ?」的です。

オーストラリア政府がですね、光ファイバーの導入を税金でやろうとするもんだから、費用が莫大すぎてなかなか進展しないんですよ。税金を使うとですね、国民全てに対して平等である必要があるじゃないですか。

オーストラリアという国は、広大な国土にたった2400万人程が住んでいるんですよ。ほとんどが大都市と周辺地域に住んでいるわけですけど、それ以外の都市(というか街ね...)もたくさんありますし、遠隔地に住むすべての国民に平等にインターネットサービスを提供なんて出来るわけないじゃないですか!

光ファイバーで世界標準の高速インターネットなんて、夢のまた夢だな。

今夜も調子悪いです。iPhoneで3Gで繋げたほうがよっぽど速い。

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