これが、大好きな映画やTVシリーズともなれば、ついつい続きが見たくなり、延々と時間をテレビの前で過ごすことになる。
さて、この正月休み。
日頃なかなかゆっくり映画など見れない夫が、この休み中にゆっくり楽しもうと、あるTVシリーズのボックスセットを借りてきた。
ああ...、これがもう、あなた、大変なんですよ!
なんでまた、よりによってこれを借りてきたんだろう?
せっかく家族一緒に何かを楽しめるはずの夏休みに!
私は、こういうのが好きではないんです。スターウォーズだって、どれ一つ途中で眠くなることなく通して見たことがないんだからね、自慢じゃないけど。
このボックスセットを借りて来た夫は、興奮して息子のカイと娘のサチを居間に呼んできた。
「これだよ、これ!いつもシェルドンたちが話しているTVシリーズは!オリジナルの最初のシリーズだよ、これ!」
嬉々としてDVDのプレーヤーにディスクをセットしながら激しく興奮している夫。
「久しぶりだよなあ、これを見るのは!さあ、最初のエピソードから行こう!オリジナルだよ、これ!オリジナルの最初のエピソード!」
ほほう...、ずいぶん興奮しているじゃないの。私には一緒に見ようと誘わないところを見ると、SFか?シェルドンがいつも話しているって、「Big Bang Theory」のシェルドン?
見ると、あぁ、ナント、「スタートレック」!
私は、「スタートレック」に関しては、見たいと思ったことが一度も無いので見たことがないハズなのだけれども、なぜか「著しく退屈である」という印象が潜在意識にあるので、もしかしたら見たことがあるのかもしれない。
カイもサチも選択の余地はなく、「さあ座りなさい!」「さあ一緒に見よう!」と言われて、ソファに腰を下ろした。一応、私も見てみることにした。夏休みなんだし、家族一緒にビデオを見るのも良いことだ。
さあて、始まりました。「スタートレック」第1シリーズ第1話!
しーーーーーん!
展開が遅いです。チョー、遅いです...。
セットが古くさ過ぎです...。コスチュームも...。ずいぶん安っぽくて、まさに作りものって感じです。
1966年制作って、当時の技術はこんなんだったのか...。
黙り込む息子のカイと娘のサチ。10分ももたずにギブアップした私に比べれば、一応そのエピソードを最後まで見た子供たちはエライ。お父さんに気を使っているのが分かる。
「ふうん、こんなのだったのか、スタートレックって...」と感想を述べると、二人とも自分達の部屋にさっさと消えていきました。そして、二度と、スタートレック上映中の居間には足を運ぼうとしないのであります。
今、これを書いている私の後ろで、夫はまた「スタートレック」を見ています。何エピソード目なのでしょう?ボックスセットだから、コーヒーテーブルの上にはディスクが山のように置いてあるけれど、あれを全部見るのでしょうか?
カンベンして!
夫が借りてきた「スタートレック」ボックスセット |
かの有名なバルカン人「スポック」は右の人 |
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