2013年1月19日

強敵!Baumwolle100%のシャツ

夫が勤める会社は、社員に支給するユニフォームに関しては大変に気前が良く、何故こんなにたくさんの服が必要なのかと疑問に思うほど、夫は次々に服をもらって帰ってくる。

薄手のポロシャツ系、厚手のポロシャツ系、それぞれ異なる色デザインの2着セットが確か3種類、長袖ビジネスシャツ系青と白それぞれ2着セット、フリースジャケット2着セット、ダウンベスト風の上着、ええっとそれから...ああもう書ききれないが、小さなクローゼットは会社服でいっぱいなのだ。

夏が来て、また新たにもらってきたのが、ライトブルーの涼しそうな半そでのシャツ。会社のロゴのラベルが縫い付けられた会社ブランドのシャツであった。もちろん2着セット。

ところが、触ってみるとコットンのような手触りだが布地が厚くてごつい。

そして、着用した夫曰く!
「このシャツ、最低だよ!着てるとごわごわしてズボンから出てくるんだ!」

さらに、洗濯した私曰く!
「このシャツ、洗うと厚紙みたいにごわごわになるよ!そのまんま乾くからしわくちゃにした厚紙状態になっちゃう!」

しわくちゃの厚紙状態のシャツは、もちろんアイロンをかけなくてはなりません。

問題は、このアイロンがけでございます!

しわくちゃの厚紙状態になったシャツは、スチームをフルにして高温でぎゅうぎゅう押してもしわが伸びない!なんとかしわを伸ばさなくちゃあ着れないじゃないかと頑張る私。通常のスチームアイロンではどうにもならない!

霧吹き(アイロンに装備の機能)でシャツをぬらし、これを高温でぎゅうぎゅうと押し付けると何とか着れる程度にはなるのだが、体力的にも本当に大変で、時間もかかる。

「なに、このシャツ!コットンじゃないの?」

と、今更ながらラベルをチェックすると「100%Baumwolle」と書いてあった。

「Baumwolle?なんだそれ?Baumってバウムと読めるけど、バウムクーヘンのバウム?バウムってドイツ語で木って意味じゃないの?えええっ!やっぱり紙製か?」

とびっくり仰天して辞書を引くと、Baumwolleとはドイツ語でコットンのことだった。夫の勤める会社は、ドイツの会社なのだ。なるほど...。

要するにですねえ、このライトブルーの半そでシャツはやや厚手のコットン100%というわけで、日頃アイロンがけをなさっている方にはお分かりでしょうが、コットン100%というのはただでもしわになりやすくアイロンがけが大変なんですけど、さらにやや厚手ということなのでもっと体力が必要な代物なのですよ。

社員から不満噴出だったらしいこのシャツに代わる、新しいライトブルーの半そでシャツ2着セットを夫がもらってきた。まったく同じシャツに見えるが、新しいシャツはアイロンがしやすくなっているとのことだった。

ラベルをチェックすると、「100%Baumwolle」と書いてあった。触ってみると気持ちしなやかな感じはするが、洗濯するとやっぱりごわごわになった!アイロンしてみると、気持ちしわが取れやすいかも知れないという程度の違いである。

通常夫は自分の服のアイロンがけは自分でするのだが、最近は忙しいので、時間的に余裕のある私がアイロンがけは引き受けている。

このライトブルーのシャツのおかげで、アイロンがけがものすごいハードエクササイズになっています。肩と腕に筋肉がつきそうです!


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