2013年1月17日
全豪オープン、猛暑の中の壮絶プレー
今日のお昼、ランチを食べながら全豪オープンテニスでも見るかと思いTVをつけたら、オーストラリアのダックワースという選手と、なんと発音するのか分からないKavcicという名前の選手がプレーしていた。
Kavcicという名前から察して、東欧の選手のような感じであった。
今日の最高気温予想は40度ということで、我が家は午前中から窓もドアもブラインドも締め切って暑さ対策を施し、エアコンのある居間兼オフィスで生活していた私である。
お昼の気温は、すでに36度くらいになっていた。
といっても、それは日陰の気温であるから、コート上はどんなに暑いことかと想像するだけでふらふらになりそうだ。
ダックワース選手とKavcic選手の若い二人は、強い日差しの中ですでに顔が真っ赤であった。
「仕事とはいえ、ホントよくやるなあ...」
ランチを食べ終え、TVを消して仕事に戻った。
4時半ごろ、洗濯物を入れに外に出た。
「うへぇっ!暑い!乾燥しているからまだ耐えられるものの、これで湿度が上がったら生きていけないわ...」
大急ぎで洗濯物を取り込んでたたみ、涼しい居間に戻ってTVをつけたら、あれれれ?お昼にプレーをしていた例のダックワース選手とKavcic選手が映った。録画かと思ったら、ナント!二人の選手はまだプレーしていたのだ。
メルボルンの気温は、41度だと言っている。しつこく言いますけど、日陰の気温ですよ、それは!コート上はいったい何度なんだか!50度近いのは確実だ。いや、もっと行ってるかもしれない。
試合は5セット目に入っており、試合開始からすでに4時間半以上がたっていた。
さすがの若い二人の選手も、もうヨレヨレである!顔は真っ赤っかで、日焼けが心配になるほどだ。膝を負傷しているらしいダックワース選手は、足を引きずっているにもかかわらず、ボールを追って走る!
Kavcic選手は、何度もマッチポイントとなるのに決まらず、がっくりとうなだれる...というか、しんどいんだよね、もう!体力の限界で、ホント精神力だけでやってますって感じだ。
それでも、プレーが始まれば、二人とも走る!強烈なサーブを打つ!そして打ち返す!すごい体力!
結局5セット目は、ゲームカウント8-10でKavcic選手が勝った。プロのスポーツ選手というのは大したもんだなと感心した。
昨年の全豪オープンは、なんと言ってもジョコヴィッチ選手とナダル選手が戦った決勝がすばらしかった。人間ワザとは思えないプレーと超人的な運動能力には鳥肌が立つほど感動した。
今年の全豪もそろそろ3回戦。夕方のTVニュースでは、今年43歳になる日本のクルム伊達公子選手が3回戦に進出といううれしい報道もあったし、どんなドラマが待っているのか、今年も楽しみになってきた。
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