2019年8月28日

出生証明書の性別変更

昨晩、ヴィクトリア州議会である法律が改正されました。

この改正により、ヴィクトリア州のトランスジェンダーおよび多様な性自認の人々が、性別適合手術を受けることなく出生証明書の性別を変更することができるようになります。

法務長官のジル・ヘネシー氏(この方は、自発的安楽死が合法化された時に中心的な役割を担った当時の保健相)によって提出された「出生、死亡、および結婚登録法修正案」は、26対14の賛成多数で上院を通過しました。

後は国家元首であるイギリス国王(現在はエリザベス女王)の代行を務めるオーストラリア総督の裁可を得られると正式に施行しますけど、それって形式的な儀式みたいなものですからね、議会を通過したら決まったということです。

この法案は、トランスジェンダーの人々が出生証明書の性別を変更する前に性別適合手術を受けなければならないという要件を削除するものです。また、性別は、男性と女性だけではなく、様々なノンバイナリーを選択できるようになります。

さらに、未成年者や子供でも、親の支持と「変更が子供の最善の利益になるという」ということを明示する医師や精神科医からの文書があれば、出生証明書の性別を変更することができるそうです。

州政府は、トランスジェンダーや多様な性自認の人々にとって、出生証明書を変更する前に性の適合手術を受けることを要求する法律は、何らかの理由で手術を受けられない、あるいは受けたくない人々のためにも廃止すべきだと主張していました。

ヴィクトリア州の労働党政府が、出生証明書に関する法律を改正しようとしたのは今回が二回目です。2016年にも改正しようとしましたが、保守派や一部の労働党議員の反対により議会を通過しませんでした。

法務長官のジル・ヘネシー氏は、「この新しい法律は、すべての人々が自分の選択通りに生活できるようにすることに関するものだ」と法案可決後に述べていますけど、その通りですよねえ。

法務長官のジル・ヘネシー氏

多様性を認め、違いを受け入れる平等な社会を目指すためには、「どうしても性別の分類が必要な時に男女以外に様々な選択肢がある」ということは必要ですからね。

これからも、どんどん不平等な法律は改正して行ってください。


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