2019年8月19日

心の平和のためにいろいろ止めてみる

人が誰かに対して腹をたてるのは、イヤなことをされたからという場合もあれば、期待していることをしてくれないからという場合もあります。

その誰かのせいで、自分がしなければならないことが増え、自分の生活がより困難になると、腹が立っちゃうものです。

また、その誰かのせいで、自分がしたくもないことをせざるを得なくなると、腹が立ちますよね。

出したものはしまうのがあたり前、開けたものは閉める、使ったものは元に戻す、ごみを出したらごみ箱に入れる、脱いだものを床に脱いだままにしない、人を食事に呼ぶ時は料理をするパートナーに相談してからにするなどなど、些細なことでもこれが何年も続けば、我慢できなくなるのです。

何年も、二十何年もたって、まだこうした習慣が改善しない場合は、こうしてくれるのがあたり前という期待を止めてみるとヨロシイ。

そして、仕方がないからと自分がやってあげることも止めます。

こうすると、家の中は散らかりますよ。ゴミ屋敷状態になったりする可能性もありますが、それで自分の心に平和がもたらされるのなら、それでいいのです。

あと、自分がしたくないことについては「ノー」と言うことです。

普段は家族のために家事をやっていますけどね、家政婦じゃあないんですから。時々止めてみてもいいのです。「イヤだ、したくない」と言ってもいいのです。

家の中のどこかが壊れたら、直してくれるものと期待するのも止めます。

会社の仲間達とは飲み食いに出かけるくせに、パートナーの自分とはどこにも行こうとしないということを、責めても仕方がないのです。

家にいる間、食事と睡眠時間以外ずっとテレビの前に座っていたとしても、テレビだけが楽しみなんだと思って諦めます。

このように、いろいろ止めてみると心に平和が訪れます。


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