2019年8月17日

ペンギンのセーターを編む

メルボルンを訪れる観光客の多くが足を運ぶフィリップ島は、世界で最も小さいペンギンと言われるフェアリーペンギンのパレードで有名です。

ペンギンが観光客のためにパレードをしてくれるのではなく、海に餌を採りに行っていた野生のペンギン達が日没時に巣に戻ってきた時に、浜辺をよちよち歩く姿をパレードと呼んでいるんですけどね。


フィリップ島にあるペンギン・ファウンデーション(Penguin Foundation)という保護団体は、漁船などからの油漏れで被害を受けたペンギン達の保護活動を行っています。毛繕いで羽根についた有害な油をペンギンが口にすると命にも関わるため、保護されたペンギンにはセーターを着せています。

また、羽根が傷ついた場合体温が下がりますから、保温のためにもセーターは有効です。

ということで、傷ついたペンギンのためにセーターを編んでくだいというキャンペーンをやっているというニュースを先日ABC放送で見ましたので、早速一着編んでみました。


編み方の説明は、ペンギン・ファウンデーションのウェブサイトに載っています。

糸はアクリル糸ではなく羊毛糸を使ってくださいとのこと。8plyの糸を3.75mmの針で一目ゴム編みと二目ゴム編みで編みます。50gあれば一着編めます。

説明どおりに編むと見た目が超イマイチな仕上がりになるので、少し変更しました。大きささえ正しければ良いはずです。

ところが、同じ8ply糸でも私が使ったこの黄色い糸はややゴワゴワしていたせいか、編み方どおりに編んだら大きくなりすぎて編み直しました。ところが再び大きくなりすぎたため最後の首のところの一目ゴム編みを10段編むはずが6段で止めました。

それでも着丈18センチになるはずが19センチになってしまいましたが、1センチ位はなんとかなるでしょう。編み始めも編み終わりの止めも伸縮性のある方法でやりました。

実はもっと柔らかいメリノ糸でもう一着編んだのですが(まだ綴じていない)、黄色い糸と同じように編んだら小さくなりすぎました。

使う糸によって調整が必要です。


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