「人間モルモット」と私が呼んでおりますのは、治験のボランティアのことです。
場合によっては高額な報酬がいただけるものですから、うちの息子のように無職あるいは低所得の健康な若者には「ちょっと怖いけど魅力的なアルバイト」ということらしいのです。
何を隠そう、うちの夫の弟は、若い頃にこれで収入を得ておりました。
「ちょっと怖い」っていうのは、もちろん副作用とかの問題があるということです。死者が出た治験もありますからね。
さて、
うちの息子は、過去3回挑戦しておりまして、
1回目は、血糖値が高過ぎて(糖尿病の一歩手前)補欠扱いとなり結局失格になりました。2回目は、別の治験に挑戦したものの、血液検査の結果、肝機能数値のALTとASTというのが高過ぎたため再び補欠扱いとなり、結局失格となりました。
血糖値が高過ぎるのも肝臓の脂肪値が高いのも、運動不足と悪い食生活の結果だと自覚した息子は、その後時々運動したり炭水化物の摂取を減らして野菜や果物を進んで食べるようになったんですけど、3回目も肝臓の脂肪値の問題で失格になりました。
がっくり来た息子は、その後強い信念でダイエットとエクササイズに取り組みまして、
肉体改造に成功!
そこまで頑張るほどに魅力的なアルバイトなのか、治験って…
とにかくね、4回目は見事採用されまして、月曜日から一週間の予定で入院しているのでございます。
ステムセル(幹細胞)治療関係の治験です。非常に高額ですが、重大な副作用のリストを読むと、私ならどんなに貧乏でも絶対にしないとっても怖い治験です。
入院中に食べているものは詳しく教えてくれますけど、治験そのものに関しては何も教えてくれません。
厳しい守秘義務のある治験か…
ますます怖い!
お帰りの前に1クリックを!
0 件のコメント:
コメントを投稿