2018年11月25日

壊れていなかった縦型冷凍庫

我が家の縦型冷凍庫が壊れたという記事「今度は冷凍庫が死んだ」を書いたのは、11月16日のこと。

新しい冷凍庫を買おうにも、サイズ的にちょうど良いのは見つからなかった。現在冷凍庫が置かれている場所は、この冷凍庫を置くために作られているので、販売されているほとんどのメーカーの冷凍庫は入らないのだ。

ちなみに、壊れた冷凍庫のメーカーはケルヴィネーター(Kelvinator)なのですが、もう冷凍庫を作っていないのです。

中古の全く同じケルヴィネーター製冷凍庫がeBayで売りに出されているのを見つけたけど、うちの夫は中古品は絶対に買わないと言い張るし。

もともと、私は独立した縦型冷凍庫というのが欲しくて買ったわけではないのです。夫と一緒に暮らし始めた頃に持っていた冷蔵庫には、冷凍庫がなかったために冷凍専門の縦型冷凍庫を買っただけ。

私達家族は引っ越し続きだったのですが、いつもこの縦型冷凍庫の置き場所に困りました。どの家のキッチンにも、冷蔵庫を置く場所しかなかったから。

というわけで、冷凍庫が壊れて以来、私達は冷凍庫のない暮らしを続けておりました。ちょっと不便だけど、冷凍庫がなくても普通に暮らせていました。

さて、

昨日の夕方のこと。

仕事から帰ってきた夫が、見たことのない新しいツールを手にしていました。(また買ったのか!)

それは、検電器でした。

その道具でコンセントを次々にチエックして歩いていた夫が言いました。

「あはっ!電気が来ていないんだよ!」

縦型冷蔵庫専用コンセントに電気が来ていないと言うのです。

そこで、延長コードを持ってきて電気がちゃんと来ているコンセントに冷凍庫を接続すると、ブーンという低い音を立ててなんと動き始めたではありませんか!

「冷凍庫は壊れていないよ!コンセントが壊れているんだよ!新しい冷凍庫を買わなくてよかったなあ!」

買ってきた検電器のおかげで冷凍庫を買わずにすんで節約できたと言う夫。電気工事の人に来てもらおうという話をした後、ウォーキングに出て行きました。(睡眠時無呼吸改善のため減量するつもり?)

しかし、

腑に落ちなかったのですよ、ワタクシは!

コンセントというものは、そんなに簡単に壊れるものではありませんよ。大体ねえ、コンセントが壊れる原因って何ですか?

漏電、ホコリ、虫の死骸とか異物、地震、コンセントの劣化、…

コンセントは冷凍庫専用なんです。この家に引っ越してきてからずっと冷凍庫のプラグを差し込んだままなのです。他には何も使っていないの。まだ新しいしきれいだし、ホコリなんて溜まっていないし、雨漏りなんてしてないし、

そもそもブレーカーはどうなっているんだ?

腑に落ちない私は、家の外に設置してあるブレーカーを確認しに行きました。

ずらりと並んだ十数個のブレーカーの内(本当にそんなにたくさんあるのです)、どの電源用なのかが書かれていないブレーカーが一つだけ落ちていました。

ブレーカーは全部上がっているべきなんだから、落ちていたそのブレーカーを上げました。私は検電器など持っておりませんので、卓上ランプを持って来てその冷凍庫専用コンセントに接続しましたら、

ちゃんと点くじゃん!

電気は来ているじゃん!
コンセントは壊れていないじゃん!

そこで縦型冷凍庫をコンセントに接続すると、

ブーン…

ちゃんと動くじゃん!

ただブレーカーが落ちていただけのことだったの?
なんで最初に調べなかったの?

…(呆然)


ということでですね、

冷凍庫専用コンセントだけのためのブレーカーが存在するということが分かったのでした。

夫はブレーカーをチェックしなかったようです。私も夫のせいにはできません。私がまずブレーカーをチェックしに行けばよかったんです。

ああ、それからね、コンセントに電気が来ているかどうかは、検電器なんかなくても調べられますよ。電気製品を接続してみれば分かります。


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