2018年11月18日

サマーニットの悲劇

視力もどんどん落ちてきて手も震えるんですけど、おまけに手や足の関節炎(Arthritis)が始まったことも明白なんですけど、編み物をしております。

濃いグレーの細いコットン糸を見つけたので、久しぶりにかぎ針編みでサマーニットを編んでおりました。もちろん編み図は無し。

好きな編み方で(眠くなっても間違いにくい模様)袖なしセーターを編んで来ました。「来ました」というのはね、編み始めてから随分時間が経っているということでして。

編み物熱が下火ということもあるし(最近はお料理の方に力が入っていたので)、夜にテレビを見ないので編み物をする時間がないということもありますが、一番の理由は糸の細さとかぎ針編みであるということ。

手が痛くなるのですよ。

それに濃いグレーの糸ですからね、老眼鏡をかけも見えにくい。かぎ針編みで模様を編んでいるわけですから、棒針のようにテレビを見ながら手だけ動かすなんてことはできないので。おまけに手が震えるから狙った所じゃない所にかぎ針が入ったりするし。

だから少しずつ編み進めて来たのです。

肩の部分はちゃんと傾斜させました。大して複雑でもない模様なのに手こずりました。やっと、前身頃と後身頃をつなぎ合わせるところまで来ましたので、最初に肩をつなぎ合わせて、そのついでにVネックの首周りを仕上げ編みしました。

そして昨日、脇をとじにかかったんですが…

段数が違うじゃん!

あれほど確認したのに、
マーカーも付けて編んだのに、

そんなバカな!

模様編みの関係上、下からほどくことはできないし。肩をつないで首周りも仕上げちゃっているし。おまけに糸はしの始末までやっちゃっている。

ここまで編むのにかかった時間と、関節痛と、細くて濃い色の糸をよく見えない目で見ながら震える手で編む苦労と…

いろいろ考えてみた私は、サマーニットになるはずだった毛糸のかたまりをくるくるっと丸めてバスケットに放り込みました。

「ほどいて編み直せば?」と娘は言いましたが、そんなことをするくらいなら新しい糸を買って編み直します。

それにしても、

濃い色の細い糸でかぎ針で模様を編むというのは、ちょっと無謀だったな。(泣)


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