大虐殺の朝

以前、「デスパレートなアリ達」という記事に書きましたとおり、我が家にはアリ問題がつきまといます。（もちろんクモ問題もございます。）

昨日の朝のことですが、

玄関から外に出た瞬間に目に入ったのが一本の黒い線。

写真では分かりにくいですし、これは殺した後に撮った写真ですけど、矢印の所に黒い筋がうごめいていたのです。黒い点々の筋は、もちろんアリの行列でして、左向きに家の方に向かっておりました。

見ると、窓の枠の角の所に小さな穴があって、黒い点々はその穴の中へと入って行くのです。

どこから来ているんだ！

私は、そのアリ達がやって来る元の場所（おそらく巣）を突き止めようと、その黒い点々の筋を辿って歩きましたところ、ナントその黒い筋は枝分かれしながらも家の外壁をぐるりと一周回っていたのでした！

所々で枝分かれしたり合流したり、別の穴やひび割れから出てきていたり入っていたり、庭の方に向かう枝分かれの筋には、庭の方からやって来るのもいます。その数、数万… いや数十万はいたはずです。

だって、結構大きなこの家を途切れること無く一周していて、さらに方方へ枝分かれした複数の列ですよ。それに、全部つながっているというのは、どういうことなんですか？

こいつら全部が一族なの？

まさかな…、一匹の女王アリがあいつらを全部産んだとは考えられない。

とにかく、私が思ったのは、

殺さなくちゃ！

使ったのはこれ。うちの夫オススメの「アント・キル（Ant Kill）」。分かりやすい商品名です。

どんな毒なのか知りませんが、シュッと一吹きで瞬時に死にます。

シュッ、シュッ、シュッ、シュッ！

殺しながら、「アリの立場から見たら、なんて恐ろしいことをしているのかしら…」と、若干の罪悪感を感じはしましたけど、殺し始めたらなんだか少しでもたくさん殺したくなってしまいまして。

瞬時に死んだ仲間の死骸の中で、まだウゴウゴしているやつにはトドメの一吹き。

これを家の周りをぐるりと一周、さらに庭や草地へ向かう枝分かれにもやったわけです。

こうして、我が家に住むアリ達の数は、激減したものと期待したいところですが、殲滅させるのは無理だし、どこかに生きている女王アリはまたいっぱい卵を生むでしょうし。

それにしても、殺アリ毒スプレー「アント・キル」は、効果絶大でした。我が家のマストアイテムです。今度毒アリの巣を見つけたら使ってみたいです。

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