2018年2月9日

有名なモンタギュー・ストリート

メルボルンの「モンタギュー・ストリート」と呼ばれる道路は、大変に有名です。

市中心部の南西にある、下の地図でピンクに色を付けた通りが「モンタギュー・ストリート」です。


知らない人がいないほど有名な理由は、美しい街並みとか美味しい食べ物屋がたくさんあるとか、そいういうことじゃあ無くて、事故多発道路だからなんです。

その事故というのが、たいていピンクの星印のところで起きます。

なぜか?

そこには、これまた有名な、知らない人はメルボルン人じゃない、「モンタギュー・ストリート・ブリッジ」と呼ばれる橋(電車の線路の橋)があるのです。


見えにくいですけど、橋には「Low Clearance 3.0m」と書かれています。高さ制限3メートルということです。

この低さが事故の原因なのです!





2018年の第1号 「The Age」より

この橋が近づくと、繰り返し警告の標識が出ております。


ガントリーとか呼ばれる装置も設置してあって、運転する車の高さが3メートル以上ある場合は、棒に当たるのでこの橋の下は通れないとすぐに分かる仕組みです。


こうした対策が講じられているにも関わらず、事故が起きる。その度に、さらに効果的な警告灯や標識が設置されたり、いろいろやっているんですよ。

それなのに、

さっきカーラジオでニュースを聞いていたら、また事故があったって言うんです。

なんでぶつかるのよ!

オーストラリアをバンとかキャンピングカーなどで旅行をしようとお考えの皆さん、メルボルン市内に限らず、オーストラリア各地にこうした低い橋がありますのでね、要注意ですよ。


鉄道の橋をもっと高くするには、非常に大掛かりな工事が必要になりますので、道路を掘り下げて低くしようと単純に考える人もいます。

実際に道路を掘り下げた場所がありますが、大雨が降る度に車が水に浸かって動けなくなるという別の問題が発生しております。

一人ひとりが注意すれば、事故なんて起こらないのに!

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