2018年2月17日

敗北を受け入れた朝

私の負けです。

ハーブ畑の一部に植えてあったケール、特にタスカンケール(Tuscan Kale あるいは Cavolo Nero)が、毎日毎日あおむしに食べられて、

オーガニックにこだわって殺虫剤を使いたくないからと、あおむしを捕まえては草地へ放り投げるというのが日課になり、

老眼鏡をかけてまでして探して、多い日には60匹も見つけ、

美味しい所ばかりを食い荒らされるもんだから、

とうとうある日、怒りにかられて、卵を産み付けに来たモンシロチョウを叩き落として踏み潰し、

はっと我に返って、

「私、自分が怖い。憎しみにかられて何をするかわからない。もうだれも殺したくないのに…」(ナウシカ風に)

と、つぶやく。(泣)

見よ!

このケールを!



美味しいところは、残っていないんだよ。

今シーズンまだ一回しか収穫できていないんだよ。

やめだやめだ!

完全オーガニックはもうやめだ!

殺すよ、私。

チョウチョのどこが可愛いの?

はらぺこあおむし憎むべし!

あいつらは害虫なのよ!

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2 件のコメント:

  1. はじめまして。オーガニックで野菜を栽培する時には、防虫ネットなるものがあります。
    グラスファイバーでできた支柱何本かをぐにゅ~んとU字に曲げ、作物の育っている土にぶすっと刺しその上からネットを被せるのです。(支柱はグラスファイバーでなくても金属製でも大丈夫です。)
    そして、風が吹いても飛ばされないように、ネットの上から支柱を曲げた物を刺して虫から守るのです。
    この説明でおわかりになるでしょうか?
    私も、三つ葉を育てている時にアゲハ蝶の幼虫にやられました。
    お気持ちよく解ります。
    日本ではNHKで「やさいの時間」という番組があり、その中でこの防虫ネットがよく登場します。
    少しでもお役に立てましたら。

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    1. 匿名様、コメントありがとうございます。何を隠そう、私は箱型野菜畑用に買ったネットを持っているんです。日差しを遮るために買ったものですが、あれを被せることも考えたんです。しかし、ハーブ畑なので、しょっちゅうハーブを取りに行くこと、被せたり取ったりの手間を思うと、あおむしを殺す薬を使うのが一番ラクかと。時々凄まじい暴風も吹きますし。

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