2017年11月1日

悲哀のハロウィーン

毎年書いている気がするけど、メルボルンのハロウィーンは大変な苦労をする可能性があります。

10月の終わりと言えば、日本的に言うと4月の終わりでゴールデンウィーク頃の季節。ただし、春夏秋冬が一日で訪れる可能性のあるメルボルンですから、この時期は真夏並みに暑くなることもあるわけです。

すでに夏時間が始まっていますので、お天気が良いと夕方の7時を過ぎてもお日様はまだ西の空高く。ギラギラと熱いお日様の下、お化けのメイクもお汗ではがれ落ち、家々を回るのも一苦労。もらったチョコレートも暑さでで溶けてしまい…、なんてことになる場合があるのです。

昨年のハロウィーンはお天気が悪く、厚い雲に覆われて薄暗い上に気温も低くて、ハロウィーンにはもってこいの雰囲気だったのですがね。

さてさて、

今年のハロウィーンはどうだったかというと、薄曇りで気温は低め、時々霧雨、時々日も差す、そんな夕方。

年々ハロウィーン楽しむ人が増えて来ましたが、今年は仮装だけじゃなくて家をハロウィーンテーマで飾る人も増えました。夕方息子をアルバイト先に迎えに行く時も、見ていて楽しかったですよ。

しかし、夕方5時前から子供たちのトリック・オア・トリートは始まっていたようで、5時なんて昼間と同じ明るさですからねえ、雲間からお日様が出るとそれはもうギラギラという感じの夏の日差し。

真夏の日差しにお化けや吸血鬼や魔女はどうも似合わないんだわ。

それはともかく、

私はお菓子を準備して子供たちの集団がやって来るのを待ちました。

待ちましたが、

だーれも来ませんでした。

我が家の前の道路を歩く子供の姿は、ゼロ!

やっぱりな。

家が離れすぎていて、玄関も遠すぎて、子供の足には大変過ぎるし、割に合わないし。

でもね、期待して待っているのに誰も来ないっていうのは、ちょっと寂しかったりするな。

お菓子は、今日息子がアルバイト先に持って行きました。

来年は、もうお菓子は買いません。

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