2017年11月13日

アレルギーの免疫治療

メルボルンは、今日も朝から爽やかな青空が広がっております。まさに初夏という感じです。涼しくて気持ちが良い朝ですが、日中の気温は30度を超える予想です。

我が家の窓から外を見ると、楽しそうに犬の散歩をする人や家族や夫婦でウォーキングに励む人達が見えます。アウトドアライフを楽しむには絶好の天気ですからね。

でも、

私は外に出るのが怖い!

野菜の苗の水やりだけはしないわけにはいかないので、花粉症用ゴーグルを付けてさっき外に出たけど、マスクは付けなかったの。あまりに暑苦しいから。すると、

ハックチョーン!ハックチョーン!ハックチョーン!ハックチョーン!

待ったなしです!

抗ヒスタミン薬も24時間に1錠のやつを、20時間か18時間か、そんな間隔て飲んでいるし。24時間待てなくて…。

こんな私ですが、かつて花粉を飛ばす牧草や雑草に囲まれた家に住んでいた頃、生活があまりに不便なために、知人の医者に勧められて夫と二人でアレルギーの免疫治療を受けたことがあります。

減感作療法(Desensitisation)と言うやつです。 アレルギーの原因物質を精製した液体を何種類かチクリと傷つけた皮膚に垂らし、アレルギーの原因物質をはっきりさせます。私は、とにかく草の花粉とハウスダストへの反応がひどかったんです。腕中が赤く腫れ上がりまして医者も驚きました。

原因物質が分かったら、その液体の非常に薄い濃度のものを皮下注射をして、反応が弱くなってきたら少しずつ増量して濃度を上げていき、アレルギーの原因となる物質への過敏性を軽減してゆくという治療法です。

うちの夫は、順調に治療が進み、治療完了後は花粉症知らずの素敵な春を数年間ほど満喫したのでした。(最近は、再び症状が出るようになっていますが、時間がなくて治療を受けていません。)

さてさて、私はどうだったかというと、一番最初の最も濃度の低い最小量の注射で腕が赤く腫れ上がり、次の回も、次の回も、最薄濃度の最小量を続けましたが、その度に腕は赤く腫れて痒くなり、何回目かの時に医者に言われたのです。

「ヒロコさん、もうやめましょう、あなたにはこの治療は無理です」

ギブアップしろと〜!

アレルギー反応が強すぎて、減感作療法は無理だと。

こうして、毎年毎年、春になると辛い日々を送り続けているワタクシ。

もうね、解決方法は、

花粉があまり飛んでこない海の近くに引っ越すか、毎年春になったら花粉のない街か国に旅行に行くかよ。

とりあえず、花粉の飛散予報が「低い」となっている木曜日までは、密封したこの家に引きこもる予定です。

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