地元メルボルンの新聞にも日本の新聞にもこの記事が載っていますがね、メルボルンが「世界で最も住みやすい都市」ランキングで一位になったのは、今年が初めてじゃあないのですよ。
昨年も一位。一昨年も一位。
なんと7年連続で一位!
これをですね、我々メルボルンに住んでいる者がどう感じているかというと、
ホントにぃ?
なんです。
犯罪、医療、環境、汚職、教育などいろいろな項目をもとに「住みやすさ」を数値化して、世界140都市を比べたそうです。
多くの都市で「テロの脅威」というのが増加してポイントを落としたようですが、確かにメルボルン、「テロの脅威」という認識はほとんど無いと言っていいですよね。世界の果ての都市ということもあって、狙われにくいのと狙いにくいのもあるんでしょう。だって、ここですから。(赤印、世界の果て…)
犯罪は、ここ数年上昇傾向ですよ。ドラッグ問題も深刻化しています。
医療は、まあ恵まれていると言わなければならないのでしょうね。歯科医療は高額ですけど!
教育事情も悪くないです。いやいや、悪くないどころか、うちの子供達は良い教育を受けてこられたと思います。娘は現在メルボルン大学で、学費を1ドルも払わないまましっかりやりたい勉強ができていますし。
環境は、まあ確かに悪くないですよね。住宅は高騰し続けていますけど。公共交通事情は問題山積だと言われていますが、今のところは何とかなってるし。道路事情は、メルボルン市内や西側と東側をつなぐ道路に問題があると言われていますが、私個人が利用する道路は全て大変良く設計されていて良く整備されていて、もう全く文句はありません。どんどん良くなっていると思う。
しかし、物価が凄まじい勢いて高騰しておりますから、生活が苦しい人は増えていますよ。とにかく住宅が高過ぎるからホームレスも増えているし。
汚職は、どこの国にもあることですが、見つかっちゃったら「もうおしまい!」というのがメルボルンのいいところだな。
2017年の「世界で最も住みやすい都市」ベスト10は、メルボルンに続いて、
ウィーン(オーストリア)
バンクーバー(カナダ)
トロント(カナダ)
カルガリー(カナダ)
アデレード(オーストラリア)
パース(オーストラリア)
オークランド(ニュージーランド)
ヘルシンキ(フィンランド)
ハンブルク(ドイツ)
となったそうです。
メルボルンには不満がいっぱいのメルボルン在住者ですが、これでも「世界で一番住みやすい都市」なんだから、不便は我慢しながら、さらに住みよい都市にすべく頑張りたいものです。
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