私は車の運転中は、いつもラジオを聴きます。
たいていトークバックラジオの 3AW か ABCラジオを聴きます。
3AW の方はトークバックラジオですから、ラジオを聞いているリスナーたちが電話をかけてくるので、一般オーストラリア人の話す英語を聞き取る練習にもなるのですけど、時々アクセントのすごい人がいるのです。
先日は、医者のゲストがリスナーの相談に答えるという時間があって、その時に典型的オーストラリア英語のアクセント文例を耳にいたしました。
オーストラリア英語のアクセントとして有名なのが、「エイ」と言う音が「アイ」と発音されるというのですけど、これを紹介する文例として有名なのがこれです。
I go to hospital today. (今日病院に行きます。)
しかし、最後の「today」がですね、トゥデイと発音されず、訛ってトゥダイと聞こえるわけですよ。すると、上の文章はこのように聞こえる。
I go to hospital to die. (死ぬために病院に行きます。)
3AWのリスナーが、まさにこのフレーズを言ったのです。はっきりと「トゥダイ」とね。
オーストラリアを旅行される方は、「エイ」が「アイ」となるアクセントには要注意です。話を聞いていて「アレ?」と話の内容に疑問が生じるせいで聞き取りに支障が出ることがありますから。
私なんか、今でもしょっちゅうそういうことがあります。
例えばね、これも3AWでの会話でしたが、ある人がポッサムという動物の保護について話をしていた時、いきなり「タイル」と言う言葉が連発されまして「アレ?」「タイル?」「何のこと?」となってしまい、話を10秒ほど聞き逃してしまったのです。
「タイル」「タイル」って「何のこと?」と思っていたら「リングタイル」と言ったからそこで理解したんですけど、彼らはシッポのことを話していたのです。
「リングテイル」というのは、よく見かける一般的なポッサムの種類なのですが、「エイ」が「アイ」となるアクセントの基本に従い「リングテイル」が「リングタイル」となったわけです。
思い出すなあ、ウン十年前、初めて訪れたオーストラリアで、TVのニュースを読むアナウンサーが「マンダイ(月曜日)」とか「マイ(5月)」とか言うのを聞いて、
うっわあ、ホントに「エイ」を「アイ」って言ってる!
と、感激したことがあります。
教育のレベルにもよるのだと思いますが、アクセントのない正しい発音の英語を話す人も多いですよ。また、逆に、移民の国ですからね、様々なアクセントの英語を耳にします。
一番分からないのはインドアクセント。私はこれが苦手なのよ…。
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