本日の話題は、人権委員会が大学生を対象に行った性的ハラスメントおよび性的暴行の調査の結果についてです。うちの娘が大学生だということもあって、大いに気になるわけです。
長年にわたって大学の女性団体が「性的ハラスメント及び性的暴行問題に関して大学側が適切な対応を取っていない」と主張して調査を要求してきた結果、人権委員会が3万人以上の大学生を対象にして調査を行ったのだそうです。
この調査の結果、学生の半数以上が性的ハラスメントを体験していると分かり、メディアは驚くべき結果であると言っていますけど、私は全然驚きません。男性優位意識は相変わらずなのだと思うのです。
性的ハラスメントも性的暴行も、被害者はほとんどが女性ですから、女子学生の半数が性的ハラスメントを経験しているということ。加害者のほとんどは男子学生ですが、大学の男性教職員も含まれるということです。
性的暴行の発生件数については、一般社会に比べて特に大学生の件数が多いということはないそうですけど、こちらも加害者のほとんどが男性で、被害者はほとんどが女性でした。
また、LGBTの学生の被害が45%にも上っているそうで、バイセクシャルやアセクシャル学生の性的暴行被害は深刻だそうです。
性的暴行は犯罪です!
性的ハラスメントは犯罪ではありませんが、社会的に許されることではありません。
しかし、女性をいやらしい目つきでじっと見たり性的な意味合いのコメントや冗談を言ったり、個人的な問題や身体的外見について立ち入った質問をしたりすることが、「してはいけないことだ」という意識がない男性が多すぎます。
もしも被害を受けたら、黙っていないことです。
「あなたが言っていることは性的ハラスメントである」と明確に主張しましょう。問題が続くなら、大学に被害を届け出ることが重要です。
性的暴行を受けたら、これはもう大学じゃなくて警察へ届け出ることです。
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