ですからね、動いてはいけないのです。
動いてはいけないと言われても、顔面と頭が激しく痛いんですよ。固定されている首も凝ってきていたせいか痛いんです。
早く、早く、何とかして〜!
もう、ほとんど暴れていると言っても過言ではない状態の私に、ナースが持ってきてくれた薬は、結局いつも飲んでいる「パナドール Panadol」の主成分アセトアミノフェン Paracetamol にコデイン Codein を組み合わせた薬「パナディン・フォルテ Panadeine Forte」でした。
「パナディン・フォルテ」はね、腰痛がひどかった頃にお世話になっていた大変よく効くお薬なのです。
この錠剤を飲み込むために、お水も少し飲ませてくれました。
しばらくすると「パナディン・フォルテ」の偉大な効果が現れて、痛みはたちまちウソのように消えてしまい、普通にお喋りもできるようになり、ブレースを外してもらったらいつでも家に帰れるくらい元気になっちゃったのです。
ビバ! パナディン・フォルテ!
そんな時にやっと現れたお医者さまは、キュートな若い女性でした。怪我の診断には CTスキャンが必要であるとのこと。
今度は、CTスキャンの順番を待つことウン十分。
そしてCTスキャンを終えたら、今度は結果が分かるまで待つことウン十分。
まあ、痛みも消えて楽になっていた私は眠ってしまったので、待つのも苦痛ではなかったのですけど。
眠るワタクシ |
CTスキャンの結果は、頭蓋骨の内側への出血はなく、骨折もしておらず、頚椎のダメージもなく、痛みさえ自分でコントロールできれば、顔の腫れは2週間から1ヶ月で治るとのことでした。
身体中に取り付けられていたいろいろなものを取り外し、剥がし、抜き取り、「もう家に帰ってもいいですよ」と言われて、家に帰りましたが、支払いはゼロ。
再び公共医療のお世話になったわけです。
感謝以外の何もありません。こういうことがある度に「税金は喜んでお支払いいたします」という気持ちになります。
家に着いたのは、もう夜。
そこでは衝撃の告白が待っていたのでした!
(つづく)
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