2017年5月27日

人間モルモットのアルバイト

昨年の11月に AIE(Academy of Interactive Entertainment)という学校で「ゲームアート&アニメーション」の2年間コースの勉強を終えた後、未だ就職できていないうちの息子。

アルバイトもせず収入はほとんどなしの半年が過ぎ、「アルバイトくらいしろよ!」との周囲からのプレッシャーが日々強まる中、それでも仕事を探す様子はありませんでした。

ところが、先日スタジオジブリが、というか宮﨑駿監督が、人生最後のアニメーション制作を始めるにあたり、新人のアーティストを募集しているという記事を読んで、それに応募する気になっているんです。

応募するのはいいのですけどね、もしも、万が一にも、最初の審査に通って次の実技試験と面接に進めた場合、東京へ行くお金がないということからアルバイトに意欲を見せ始めました。

そして、あっけなく高額アルバイトを見つけたのです。

治験のアルバイトです。

治験というのは英語で「Clinical Trial」、要するにまだ認可を受けていない開発中の医薬品の実験台になるという、まさに人間モルモットですよ。

9日間、治験施設に入院しまして、その間外には出られないそうですが、決まった食事と投薬と各種検査を受けて、入院後に再び検査を受けると。無事に全てが終了したあかつきには、謝礼として2300ドルがもらえるそうです。

火曜日に、事前健康診断が行われ、合格すると木曜日から9日間の入院となるのだそうです。

ちょっとお、それって安全なの?

ちなみに、このアルバイトを世話したのはうちの夫とその弟。この弟は、かつて人間モルモットのアルバイトを度々繰り返していた経験者です。

楽して稼げる割の良い仕事だと夫は言うけど、ほんとうに大丈夫なんだろうねえ?

入院中は、スタジオジブリの求人に応募するための絵を描くのだそうですけど。

お母さんは心配です。

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