実は何を隠そう、夕食の支度をしながらワインを飲むことは私の楽しみであります。せいぜいグラス一杯を料理の間にちびちびと飲むんですけどね。
夏はやはり冷たいスパークリングがよろしいが、冬は何と言っても赤です。嬉しいことに、メルボルンでは安価で美味しいワインが手に入りやすいし、箱入りのカスクワインというのも馬鹿にできないんですいよ。
箱についている蛇口からジャジャーとワインをグラスに注ぐのが、いかにもオーストラリアだし、気軽に楽しめますからね。
しかし、夕方娘を駅まで迎えに行かなければならない日は、ワインは飲めません。
我慢、我慢!
さて、転職を決めた夫は、昨日、勤めているツールショップのオーナーに退職の意思を伝えたところ、オーナーさんは非常に理解を示してくれたそうですが、競争相手の店に転職するということですから、実際に退職するまで最低2週間は勤務するのが普通ですが、即退職ということになりました。
夫が家にいるのだから、娘のお迎えはやってもらえるはず。
私は、飲まずに冷蔵庫に入ったままになっていたスパークリングのボトルを開けまして、それを飲みながら晩ご飯の準備に取りかかったのでした。
スパークリングワインは、喉越し爽やかで飲みやすいですからね、グラス一杯のはずが二杯目に突入してしまいまして...。
そこへやって来た夫は、お出かけの準備。
「サチ(娘の名前)を駅まで迎えに行くのは、やってくれるんでしょ?」
「何を言ってるの! 今晩はライオンズクラブのミーティングだって言っておいたじゃないですか! 」
あっ、そうだったわ!
すっかり忘れて、スパークリングをグラスに二杯も飲んでしまった!
グラス二杯のスパークリングワインを飲んだことがある方はお分かりでしょうが、スパークリングは酔いが回るのが早いのです。これはヤバイよ!
警察が飲酒運転の取り締まりをしていたらアウトかも...。血中アルコール濃度は確実に0.05より上だろうな。二杯も飲んじゃったからな。(オーストラリアでは、血中アルコール濃度が0.05以下なら飲んだ後運転しても良いのです。)
しかし、これまで田舎環境の我が家から駅までの間で警察にお目にかかったことは一度もないし、イチかバチかで行ってみるか。
娘が駅に着く時間は刻々と近づき、もう行くしかない状況になりました!
結局、警察なんかいるわけのない田舎道だし大丈夫だったのですけどね、運転中、明らかに判断が通常とは異なっていることに気づきましたし、頭はちょっとフラフラしていましたからね、飲酒運転は危ないですね。
もう二度としません!
これを読んで警察にチクったりしないでください。(こんな汚い言葉を使ってる私は、まだ酔っ払い?)
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