2017年5月21日

想像を絶する歯科治療費

先日、歯医者に行った時のことを書いておきます。

左上前歯の歯茎の上の方に膿瘍(のうよう)ができていたのです。膿瘍(のうよう)というのは、細菌などの感染により組織内に膿が溜まったもののことで、英語でアブセス(abscess)と言います。

左上前歯の上にアブセスができたのは初めてではなく、ここ数年悩まされてきているのですが、歯茎にできたアブセスを放っておくとこんなに怖いというホラーストーリーをいくつも聞きまして、意を決して歯医者に行ったのです。

何も意を決するほどのことでもなかろうとお思いでしょうが、オーストラリアでは歯科治療は保険が適用されず高額ですから、意を決する必要があるのですよ。

私の上前歯2本は、事情があって本来の歯を削って人口歯冠をかぶせてあるので、まずはX線写真を撮りました。

すると、問題のない方の歯にはくっきりと写っている根管が、問題のある歯では殆ど写っていない!

可能性はいろいろあるだろうが、根管の中を見てみる必要があると言われ、専門医を紹介されました。どのような治療になるのかは、専門医の診断によるそうです。

本来の歯を残すことが困難であれば抜いてしまう他なく、その場合、代わりの歯をどうするのかが問題です。歯抜けのまま放っておくというのは、前歯であるということもあって選択肢にはないわけです。

インプラントの場合は、歯の代金だけで1本6000ドル。2本で1万2000ドル。日本円で言うと、120万円という感じ。

120万円は選択肢にありません!

本来の歯を残すということになれば、新しい人工歯冠をかぶせるという選択肢があるわけですが、その場合は5000ドルくらいで治療できるかもしれないとのこと。

いやいや、その...  もっと安い方法はないんですか?

「専門医の診断が出てからまた相談しましょう」と言われました。

前歯のために、車を売らなくてはならなくなるかもしれません。(泣)

夫は、タイへ行って新しい歯を入れてもらえと言っています。それにしたってウン千ドルかかるんだよ!

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