2017年5月15日

歯茎の上にできた膿瘍

数日前から鼻の穴のすぐ下辺りに違和感を感じていたところ、心配していたとおり洗顔時に痛みを感じるようになり、次第に腫れが分かるようになって、ついに膿瘍が出現し、その膿瘍はアズキ大からソラマメ大にと巨大化しました。

できているのは上前歯の歯茎の上。ここまで悪化したのは2回目です。

これは、歯根が化膿して溜まった膿が歯茎から出てくるための穴だそうです。「フィステル」とも呼ばれるそうです。今はまだ膿を排出する穴というよりも、大量の膿が溜まった袋という感じ。

歯根の治療が必要なのは分かっているんですけどね、前回は抗生薬で化膿を抑えて終わったのです。だってね、オーストラリアでは歯科医療はメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされないから、

高額なんですよ!

民間の医療保険に加入していらっしゃる皆さんはそちらの保険でカバーされますけど、保険料が高額な民間医療保険への加入などとても無理な私達は、歯科医にちょっと診てもらうだけで200ドルはかかります。200ドルって、貴方、2万円ということよ。

歯根というのはもちろん歯茎の中の奥の方にあるんだから、そこを治療するとなると切ったり削ったりが必要なわけで、そうなるともう治療費は考えるだけでも恐ろしい。

息子が親知らず4本を抜いてもらった時は、総額5000ドル程の費用がかかりました。5000ドルって、貴方、50万円ということよ。

もちろんクレジットカードで払ったのですけどね、どれだけ苦労してそれを返済したことか。

歯根の治療ってどれくらい費用がかかるんでしょうね?

この歯茎の水膨れは、かれこれ5年ほど時々できているので、ちゃんと治療してもらわないと更に悪化して、いつかは歯抜けおばさんになってしまう可能性があります。インプラントなんてしてもらおうと思ったら数十万円はかかるらしいし。

私達家族の収入がもっと少なくて困窮していて生活保護をもらうほどだと、ヘルスカードという証明書をいただけて、無料あるいは低価格の公共歯科治療を受けることができるのですけど、私達はそこそこの収入があるので公共歯科治療を受けさせてもらえません。

子供やアボリジニや難民の方々は、収入に関係なく公共歯科治療を受けさせてもらえるそうです。

ですからね、オーストラリアに住もうかと考えているあるいは住んでいらっしゃる皆さん、歯は大事にしないと大変なのよ。虫歯になったりして、歯痛で仕事も手につかなくなってご覧なさい、最低でも数万円の出費を覚悟しなくてはいけませんから。

ああ...

治療費は心配だけど、治療してもらうしかないな。

この件については、これから随時報告していこうと思います。

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