Prepare. Act. Survive.
「森林火災に備え、行動し、生きのびろ!」というスローガンで、テレビでも繰り返し注意喚起の広告が流れていますが、「そうだな準備しなくちゃな、もしもの時はどうするか決めておかなくちゃな」とは思うものの、実際に火災発生の場合の行動方針を決めてそれを家族全員が理解しているというケースは多くないのが実情だそうです。
つまり、もしもの時には困る人達が多いということ。
火災発生が家族が一緒にいる時なら、逃げ遅れさえしなければなんとかなるかもしれません。しかし、家族やペットが、仕事先、学校、友人宅、ショッピングなどで別々の場所にいる時に火災が発生し、道路が通行止になったり電車やバスが止まった時、電話がつながりにくくなった時、どのようにして連絡を取り合うか、何処で落ち合うか、あなたの家族は理解できていますか。
メルボルンはですね、地震は無いに等しいし、台風は来ないし、自然災害の無いところのような印象を持っている人も多いでしょうが、森林火災は甘く見てはいけないのです。
火災の発生状況や勧告警告の詳細を知るのに大変良いアプリがあります。ビクトリア州消防庁の「FireReady」というアプリです。ヴィクトリア州在住の方はスマートフォンにぜひ入れておくべきです。とくに近くに草地や木が沢山ある公園や保護区、森林がある場合はお勧めします。
どこにいてもGPSで位置を自動的に感知して、近くで発生している火災や事故を知らせてくれるだけでなく、Watch Zones という注意したい地域を登録しておけば、例えば自宅のある地域を登録しておけば何処にいてもその地域の火災及び事故情報が届きます。注意報や警報、避難勧告などが出ると瞬時に届きます。
一昨年、我が家の近くで火災があった時、私達家族は避難せずに、もしもの時は消火活動をするつもりで備えましたけど、この「FireReady」というアプリで常に最新情報をチェックしていました。「どこそこ地域の人は今のうちに避難しなさい!」とか「どの道路が通行止です」とか「避難するには遅すぎますから、家にいて火の接近に備えなさい」とか、いろいろメッセージが届きます。
夏はまだ始まったばかり。明日から4日連続の猛暑です。
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