2015年12月15日

今夏1回目の猛暑予報と森林火災

暦の上では夏になりましたと先日書いたばかりですが、2〜3日前はずいぶん冷え込んで山の上では雪模様。冷房つけたり暖房つけたりと、エアコンも酷使されております。

このように目まぐるしく気温が変動するメルボルンでは、その日何を着るかを決めるために天気予報(というか気温予報)をチェックすることは欠かせません。特に夫は冷暖房不完備の場所で働いておりますので、長ズボンで行くか半ズボンで行くかその判断を誤るとその日一日不快な思いをするため気温予報チェックは重要です。

で、今朝も天気予報を調べましたらね、こういう予報になっておりました。


本日のメルボルン東地域の予報は「概ね晴れで30度」と、これはいいんですよ。問題なのは木曜日以降の気温です。

木曜日39度、金曜日37度、土曜日41度!

ええ、いよいよ夏でございます。日曜日は36度でこれも結構な気温ですけど、土曜日41度の後では涼しく感じられるところがすごいところ。

私のようなほとんど専業主婦のような者は、40度越えの暑い日は外出を控え、日除けを全部下ろして薄暗くした部屋で冷房を効かせておとなしくしていれば良いわけですから問題はないのですけど、何が怖いってブッシュファイア(森林火災)ですよ!

何しろ我が家は爆発的に燃え上がるユーカリの大木に囲まれているのです。周辺の家全てそうです。また、今年は雨があまり降らず乾燥していまして、草地が例年以上に早くから枯れております。ええ、夏は草地が枯れるのです。

一昨年は、我が家から3キロのところで草地に火がつき燃え広がって家が1軒焼けました。我が家周辺も煙に覆われて、非常に怖い思いをしました。風向きが反対だったので、私達に避難勧告は出なかったけれども、息子のカイと娘のサチと私の三人は夫の指示に従ってせっせとバケツや家中の水を貯められる鍋釜容器全てを使って万が一の事態に備えました。もしも同じようなことが起きたら、今度はさっさと避難したいと私は思うのですけどね、夫は家を守ると言っております。

今夏1回目の猛暑ですが、暑く乾燥した日が連続すると火災の危険が増します。そういう時にはですね、「大火事を引き起こして世間が大混乱に陥るのを見ること」あるいは「その火事を自分が消火して英雄になること」を夢見る困った人達がもう居ても立ってもいられなくなるらしいんですね。

オーストラリアの森林火災は、落雷や不注意な火の使用(通常危険日は屋外での火の使用が全面的に禁止となるのに)または強風による電線事故などが主な火災の原因ではありますが、放火も多いのです。

どうするかなあ、土曜日。

夫が家にいるから安心といえば安心なんですけど、家を守るために火災と戦う気など毛頭ない私は、屋根の上のスプリンクラーの栓が何処にあるのかも知らないという…。

お帰りの前に1クリック を!



0 件のコメント:

コメントを投稿