夫の親しい友人が、金曜日に心臓発作で亡くなったという知らせが入った。まだ40歳代の若さだった。
この人は、ずっと一人暮らしをしていたので、亡くなった時の経緯は未だに良くわからないのだが、心臓発作で突然亡くなったということを、夫が以前勤めていた会社の元同僚が仕事先で聞き、夫に知らせてくれたのだ。
親しい友人である夫に、こういう形でしか伝わらなかった彼の死。
彼は長年肥満による糖尿病を患っていて、最近は下肢の感覚麻痺のためにハシゴに登るのが危険だとかで、先日も夫が手伝いに行ったりしていた。
以前、記事に書いた尊厳死でなくなった親しい友人同様に、非常に優れた木工の技量と知識を持つ人だった。身体が大変に大きく、ヒゲをたくわえた様子が小説「ハリー・ポッター」に登場するハグリッドのようだったので、友人達からはハグリッドと呼ばれていた。
知らせを聞いて、夫が取りあえずハグリッドの携帯電話に電話をしてみたところ、友人の一人が応答したそうだ。
ずっと独り身だったハグリッドには、亡くなった後の家財や遺品を整理する家族がいない。葬儀をする予定も今はない。遺体は火葬にして遺灰を出身のニュージーランドに送る予定だそうだ。ニュージーランドに、家族か親族がいるのだろうか…。親しかった夫も、そういうプレイベートなことは知らなかった。
人の人生というのは、こんなにあっけなく終わってしまうこともあるのだな。
こんなことがあると、明日がやって来ることが当たり前のように生きている自分自身のことを考えさせられます。
お帰りの前に1クリック を!
0 件のコメント:
コメントを投稿