2015年12月24日

パーティーと偏頭痛

昨晩は、親しい友人エクリーさん一家主催の毎年恒例クリスマスイヴイヴパーティーでした。

以前に何度か書きましたが、このパーティーは年々大規模化し招待客も増えておりますが、今年は夫がお手伝いをしたエクリー家の大増築&大改造がついに終了して広くスタイリッシュな家になりましたので、規模が例年に増して大きかった!成長した娘達がそれぞれに友達を招待しているからティーンエイジャーの客も大勢いたし。

クリスマスの飾りも、お料理も飲み物も、集まった人の数も、これまでのイブイブパーティーで最大規模でした!

そして、友人であるシェリーはお客さんがお帰りになる時に手渡すお土産の手作りアーモンドブレッドも山のように作っており、彼女のこのイベントにかける熱意にはまったくもって驚かされるのです。

全く見ず知らずの人とこうしたパーティーでお喋りをするのは苦手な私ですが、年に一度、このパーティーで会う知人というのが何人かいるので、シャンペンをいただきながらそうした知人と楽しくおしゃべりをしていましたら、目に入ったのは明らかに具合が悪そうな我が夫

仕事から帰ってきた時から頭が痛いと言っていたのだけど、アスピリンと冷たい水を飲んでから涼しくした居間で果物を食べて休んだら良くなったと言っていたのですがね…。

夫は偏頭痛持ちなんです。

最近は、偏頭痛の兆候を感じると常備のアスピリンを直ちに服用し、先手を打つことで偏頭痛に苦しむことを回避できていたんですが、パーティーの人いきれと雑音の中で頭痛が悪化しているのはひと目で分かりました。比較的静かな部屋のソファに座っている夫の顔は歪んでいましたから。

「頭が痛いんでしょ?もう帰りましょう」
「いや、まだ早すぎ…」

そう言って我慢していた夫の我慢も、すぐに限界に達したらしい。

親しい友人でしょっちゅう会っているエクリー夫婦だから、こんなに早く帰ってしまったとしても別に失礼ではないのです。家まで約10分の運転中にもどんどん具合が悪くなる夫。久しぶりの偏頭痛アタックでした。

寝室を暗くし、扇風機と濡らしたタオルで頭を冷やしつつ、静かにして横になり、ただ耐えるしか無い偏頭痛。夫の偏頭痛は必ず嘔吐が伴います。何度も嘔吐し、唸り、呻く声が聞こえてきました。しばらくするとイビキの爆音が轟き始めまして、「ああ寝たか、これで楽になるな…」と妻は安堵したのでした。

しかしですねえ、その轟音は何故か昨晩はいつまでたっても止まらず、私も眠くなったからベッドに入ったんですけどね、耳栓を入れても頭にガンガンと響き渡るすさまじい超大爆音量で、そんなのの隣で眠れるわけがないんです。普通ならぐいっと押したり小突いたりして身体の向きを変えさせて音量を下げさせようと試みる私ですが、昨夜は可哀想に偏頭痛で苦しんだ後にやっと寝ているわけですからね、私は我慢したんですよ。

しかし、我慢も大変な苦労でした。お、音量がね、もう文字で表現できるレベルじゃないのよ。それに耳栓のせいで耳の中に汗は出るし、扇風機をガンガンかけているので寒いし、夫は臭いし(ごめん…)。

スペアの寝室のベッド(義妹のリアナが泊まりに来た時専用)をちゃんと使えるようにしておかなくちゃ。逃げる場所が必要です。

ちなみに、私達の寝室のすぐ隣の寝室で寝ている娘のサチは、「お父さんがゲボ吐く音を聞きたくない」と言って(これは日本語で言った!)居間のソファで寝てました。息子のカイは夜中までゲームしているから関係ないの。

やれやれ…。

こうしてクリスマスイブイブパーティーの夜は、あっけなく終わっちゃったのでした。

この薬が効くらしい

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