2015年11月22日

知らなかったのは私だけ?

私は手が震える人です。これは最近になって始まったことではなく、結構若い頃から手は震えました。「緊張した時」とか「人に見られているという不安」とか、そういうのとは関係なく震えるんです。

最近は、手を酷使した後には激震するので、それを見た人が必ず「大丈夫?」と声をかけてくれるほど。酷使といっても、ちょっと頑張って料理をした後などでもかなりの激震!目立つのはやはり食事の時で、料理の後ですから震えやすい。

「うわっ!すごっ!」
「おい、おい、おい、おい!」

箸やナイフを持つ私の右手がブルブルと震えるのを見て、家族が思わず驚嘆の声を上げる...。

いつだったか、あるガーデン・ティーパーティーで紅茶を頂いた時に、ソーサーにのったティーカップを受け取ろうとした私の手が激震し、カチャカチャと大きな音を立てるものだから、周囲の人々を慌てさせたこともありました。

まあ、そのくらい震えることもあるという話。

さて本題はこれから。

私は、趣味でレシピサイトをやっているので、料理の写真を撮ることがあります。私の古いデジカメは調子が悪いので、いつもiPhone で写真を撮るのですけど、iPhoneにはシャッターがなく画面の白い丸(またはカメラマーク)に触れなくてはなりません。これが結構難しい!

私のようにただでも手が震えて写真がぼやける傾向のある人は、三脚を使うべきなのでしょうが、通常は写真のために料理をするわけではなく、夕食に食べるために作ったものの写真を撮るのですから、ごった返すキッチンに三脚をセットするという手間がどうもねえ…。

脇をギュッと締めて腕を固定し、できるだけカメラが震えないようにして撮るのですけど、その体勢でカメラを動かさないように保持しながら画面の白い丸に触れるのは至難の業なのですよ。いつも10枚位は写真を撮りますが、ほとんどボケています。(泣)

中にピントの合ったものが1枚や2枚はあるので、ウェブサイトにはその写真を使うというわけなんですが、何とかならないんかねえ…と思っていた矢先のこと。

写真を撮ろうとしていた時に電話がかかってきて、慌てた私は音量ボタンの辺りをギュッと持ったらしい。

カシャッ!

あれ、今のは何?

すぐに確認してみると何と写真が撮れていたのですよ!そこで早速、音量ボタンを上側にしてiPhoneを普通のカメラのように持って(いつもは右手の指で画面の丸に触れるために音量ボタンが下側になるように持っていた)、ピントを合わせて音量ボタンを押してみたら…

カシャッ!

撮れたよ!
音量ボタンがシャッターになっているのか!
よっぽど簡単でカメラが震えにくい!
なんで誰も教えてくれなかったのよ!
今までの苦労はなんだったの!
これでピンボケ写真が減るはずよ!

ちなみに、音量ボタンは「音量を上げるボタン」も「音量を下げるボタン」もどちらもシャッターとして機能します。

これは娘のサチのiPhone

知らなかったのは私だけ?貴方も知らなかった?

お帰りの前に1クリック を!



0 件のコメント:

コメントを投稿