2015年11月9日

野菜作り大変記(2)

野菜作り大変記(1)のつづきです。

夏が過ぎ、少し涼しくなった頃、ついに決断したんです、私。

例の発泡スチロールの固まりを掘り出すことを!

掘り出すといっても「腰痛持ち」かつ「膝痛で歩くことが困難」になりかけていた私が、自分で畑を掘るなど自殺行為。

そこで幾度となく夫にお願いし続けてはいたのですが、夫の腰は重い...。

息子のカイの体力は引っ越しで証明済みだったのですが、彼はアニメ鑑賞と漫画とゲームで忙しく、お母さんのために畑を掘ることに関心はない...。

残るは娘のサチだけ。でもねえ、サチは女の子だし。たとえお母さんのために頑張ってあげようと立ち上がってくれたとしても、体力的にどうなんだろう…。箱型野菜畑は、縦横2✕5メートル、高さ90センチ。結構深いし、大きいよ。

さて、どうなったか?

サチは、頑張ってくれたんです。優しい子なんです。お母さんの頼みを無視したりしない子なんです。でも、土を20〜30センチ掘って発泡スチロールを取り出し始めて分かったんですが、発泡スチロールブロックは、2層から3層に重ねて埋められており、発泡スチロール以外にも、プラスチックのパイプだの、プラスチックの不明物体だの、オーガニック野菜畑には入っていて欲しくない様々なガラクタも埋められていたんですよ!

このう!

サチの腕はすぐに疲れてしましました。

しばらくして、こうした光景を見ていた夫がついに重い腰を上げました!

やれやれ!

サチと夫との二人作業になってからは、埋められていた発泡スチロールやガラクタが、次々に掘り出されていきました。箱型畑は2つあるのですけど、1つを全部掘り出した時点で、夫の体力(忍耐力)も限界。(それくらい大変だったの!)そして掘り出された発泡スチロールとガラクタの量も、トレーラー一杯。だから、もう一つの畑は、あきらめるしかありませんでした。

我が家のトレーラー、普段はA型のボックスが上に付く

何処に捨てるか、このゴミの山?

最初はね、少しずつゴミ収集用の大型容器に入れていたのです。しかし、何しろ量が膨大で…。だから「ティップ」と呼ばれるゴミ廃棄場に持って行くことにしたんです。廃棄料は捨てるゴミの種類と量によって異なりますが、私達が持って行った発泡スチロールとプラスチックのガラクタ廃棄料は、200ドル以上!

そんな馬鹿な…。

野菜を作るために、私達はこの時までにすでに数百ドルを支出していましたが、ゴミの廃棄に200ドル以上とは!さらにこの後、土と堆肥を買わなくてはなりませんでしたから、こんなんじゃ野菜はお店で買ったほうがよっぽど安い!

しかし、ここで止めるわけにもゆかぬ!

野菜作りの苦労は、まだまだこれから。

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