2015年11月24日

掃除、終わりなき闘い

私は好きで家事をやっているのではない。(料理は趣味としてやっているので、ここでは料理以外の家事のことを考えたい。)

家事にはどのような仕事があるのか?

掃除機掛け、トイレ掃除、バスルーム&シャワー掃除、窓拭き、蜘蛛の巣取り、洗濯、洗濯物干し、洗濯物の取り込みと片付け、アイロンがけ、食器洗い、キッチン掃除、買い物、草取り、草刈り、外回りの掃き掃除、ゴミ出し、…きりがない。

これら多くの家事仕事のうち、ゴミ出しと草刈り以外は全て私がやっている。家で仕事をしているから時間に融通がきく上、仕事が無い日は専業主婦状態なのだから仕方がないとは思うけど、やっていて楽しくはない。

まず、これらはどれもクリエイティブな仕事ではないからだ。

しかも、これらの労働で報酬は得られず、せめて家族から感謝されれば報われるけれども感謝などされはしない。

「わあっ、トイレが綺麗になってる!ありがとう!」
「シャワーを洗ってくれたのね!」
「掃除機掛けてくれて、気持ちが良いよ!」

誰もこんなこと言ってくれないし、気が付きもしない。

そして、腕や肩や手が筋肉痛になるほどの努力で洗い上げたシャワーもトイレも、片付けない人たち三人のために簡単には掃除機を掛けられない家を苦労の末に掃除し終えても、すぐにまた汚れ散らかりゴミが溜まる。

そして、数日後、同じ労働を繰り返すこととなる。

気持よく生活できる環境というのは、誰かの努力によって得ているものだということは、その誰かがいなくなるとか家を出て一人で暮らし始めるとか、そういう時まで気づかないのだろうね。

なんでこんなことを書こうと思ったかというと、昨日ピカピカに磨いておいたバスルームの鏡に、歯磨きだか石鹸だかシェービングフォームだかがいっぱい散り飛んで汚れているのを見て、「勘弁してよ…」と溜息が出たんです、ついさっき。

まさに、ネバーエンディング…。

お掃除サービス業が大盛況というのは、実に頷けることです。

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