2015年11月29日

笑われたアメリカ英語

SBSの新しいTVチャンネル「フードネットワーク」の放送が始まり、アメリカの料理番組がいくつか放送されています。

それにしても、アメリカの料理番組って冴えないというか、かなりイマイチと思っているのは私だけ?

英国の料理番組は秀逸なものが多く、見ていて楽しく面白く、「自分も作ってみたい」「食べてみたい」とインスパイアされては書籍も買い求めずにはいられないから、お料理本のコレクションは大きくなる一方です。

ジェイミー・オリバーを筆頭に、リバーコテッジのヒュー・ファーンリー・ウッティンストール、ヘストン・ブルメンソール、ナイジェラ・ローソン、レイチェル・クー、ザ・グレイト・ブリティッシュ・ベイク・オフ、リック・スタイン、…書き始めたらきりがなさそうだな。まったくもって、英国の食べ物はまずいとか言われていたのがウソのような発展ぶりです。

そんな英国の上を行くほどの食文化の発展を見せているのがオーストラリア。あのヘストン・ブルメンソールをして、今世界で一番食文化が熱い国と言わせた程なんだから。

そういう国に住んでいるせいなのか、アメリカの料理番組ってイマイチ…。

それに、彼らのアメリカ英語がやけに気になる。

「ワラ〜(water)」とか「トメイトゥ(tomato)」とか、久しぶりに聞くとなんだか違和感を感じます!

思い出すのは、20ウン年前にあるハイスクールで日本語を教えていた頃のこと。赴任してすぐ、生徒に笑われたんですよ、英語の発音を!

「なにーそれぇ!日本人なのに、なんでアメリカ人みたいな英語を話すの?」
「ちがうちがう!トメイトゥなんて言わない!トマートだよ!」

私の英語は、基本的に中学高校で真面目に勉強した賜物でして、学校で教えられたとおりに忠実に正しく発音しているつもりだったんですけど!

生徒たちに、キャー!ギャー!うわははは!と大笑いされて、とにかくアメリカ流の発音を矯正することに懸命の努力を注ぐことになったのでした。

特に「ワラ〜(water)」はいけませんよ!皆さんギョッとします。お手洗いのことも「バスルーム(bathroom)」じゃだめです。「トイレット(toilet)」と言わないと。そして、基本的に「R」を強く発音してはダメです。ほとんど舌を巻かないくらいに控えめに発音しなくては浮きます。


オーストラリア英語は、基本的に英国英語の発音や綴り、語彙がベースになっていますからね、日本人がアメリカ英語を話すと異様に聞こえるそうです。

オーストラリアは移民の国ですから、皆さん多かれ少なかれアクセントのある英語を話しています。私の英語はどんなアクセントがあると思われているのでしょうか?自分ではよくわかりませんからね。日本語アクセントは全く無いとよく言われますけど。

お帰りの前に1クリック を!



0 件のコメント:

コメントを投稿