2020年9月30日

浴槽に水が溜めてある理由

私が最後にお風呂に入ったのは、日本からオーストラリアに戻って来る前の日だから、2006年3月の終わりです。それ以来、ずっとシャワーだけ。

浴槽のある家に住んだことはあるんですけどね、西洋式の浅くて寝転ばないと肩までお湯に浸かれない浴槽は、大きすぎて危険です。

私は足が浴槽の端に届かないので、うっかりバランスを崩すとツルリと滑ってブクブクブクっとお湯の中に潜ってしまいますから。

現在住んでいる家にも一応浴槽はあるんですよ。小さめの浴槽です。キッチンの床が腐って修理をすることになった時、4ヶ月もそこでお料理をするはめになった洗濯室兼おトイレ兼バスルームにあります。

私はもちろん使いませんし、夫には小さ過ぎて使えません。一度使ってみたけど、身体を小さく丸めて横にならないとお湯に浸かれないそうで、寒くて震えるそうです。

息子も娘も使いません。

その浴槽に、

一昨日から水が溜めてあるのです。

誰かが浴槽を使ったような気配はなかったのに、

誰が何のために?

水はもちろん冷たくなっているし、ごみやホコリも浮かんでいるし。

抜いておこうかと思いましたが、やめました。こういうことは、浴槽に水を溜めた人がしなくちゃあいけません。

後始末、後片付け、後掃除、こういうのをお母さんがやるものと思われちゃあ困るんです。私はしないよ!水を溜めた人にやってもらう!

ところが、ついつい家族にこのことをたずねるのを忘れるものですから、見る度に気になっておりました。

晩ご飯の時、シャワーの話になったので思い出しました。

「そう言えばねえ、浴槽に水を溜めたのは誰なの?」
「あれはカイ(息子の名前)のお尻水」
「うん、オレ…」
「お尻水?お尻を洗ってるの?あの冷たい水で?」
「使う時にはお湯を足してるよ」

えええええ!

聞いた話では、例の病気が悪化して携帯用ウォシュレットだけではキレイにできなくなっているお尻を、浴槽にためたお湯で洗っているんだとか。

使った水を繰り返し使うなよ!
使う度に流せよ!

水に手を突っ込まなくてよかったわ!
(水を抜くには手を突っ込んで栓を取らないといけないの!)


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2020年9月29日

お父さんを待つ必要なし

うちの夫の好物は肉。

最も好きなのは大きな肉の塊をローストしたやつだけど、そういうのは特別の日にしか作りません。肉中心の食事は、身体にもお財布にも地球環境にもよろしくないですからね。

ローストの次に好きなのは、塊ではないけど比較的大きな肉を焼いたやつ。ステーキとか鶏のもも肉とか。それに蒸し野菜とイモ料理を添える。これで「うわあ、今日の晩ご飯はご馳走だ!」確実なわけです。

夫の好物を作ってあげようかなと優しい気持ちになる時や、疲れて献立を考えられない時などに作ります。

昨日は、バスルームの大掃除(2時間超え)に加え、久しぶりの気合いの入った掃除機かけで疲れ果て、晩ご飯は肉を焼くことにしました。大きめの肉は鶏のもも肉しかなかったので、それを焼くことにしました。

ただ塩コショウをして焼くつもりが、結局はポルトガル風ピリピリグリルチキンを作ることにしたので肉を漬け込みました。蒸し野菜は定番のニンジン・ブロッコリ・カリフラワーの3種類、これにローストポテトです。

ポテトは最初に少し塩ゆでしてから、オリーブオイルをかけて、塩コショウしてオーブンで焼くことにしました。夫が帰宅する6時半頃に全てが出来上がるタイミングで準備していました。

Find My アプリで夫の居場所をチェックし、勤めているツールショップを出たことが分かってからオーブンを温め始めました。ポテトを焼き始めて、次に肉を焼き始め、野菜を蒸し始めて、再び夫の居場所をチェックすると、

普段通勤に使う道ではないところにいました。バーウッド(Burwood)という街のKFCのところです。

4分後、

まだバーウッドのKFCのところにいました。

地図を拡大してみると、夫がいるのはKFCの前の道路ではなくて、KFCの駐車場。

まさか…

5分後、

まだバーウッドのKFCの駐車場にいました。

KFCのチキンを食べてるな…

私は息子と娘を呼びました。

ご飯よ!
お父さんを待たなくていいから!

夫は7時過ぎて帰宅しました。商品の配達をしていたそうです。お腹が空いてたまらなくてKFCに寄ったそうです。私が作った晩ご飯はランチ用に自分で容器に詰めていました。

時々こういうことがあります。

どうして連絡してくれないんでしょうね。配達の予定が入った時点で、ちょっと遅くなると教えてくれればいいのに、連絡してくれることはありません。

だからもう、晩ご飯は夫の帰宅を待つ必要はないのです。


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2020年9月28日

規制の緩和にちょっとがっかり

予定されていた通り、新型コロナ拡大防止のための規制緩和が発表されました。

しかし、

私が期待していた、

家から5キロ圏外への買い物はまだダメ!
美容院もまだ営業再開しちゃダメ!
小学校の再開は10月12日から!

ということで、がっかりしました。

小学校の再開までもう2週間待つのはいいんですけど、美容院はOKにして欲しかったです。

このまま順調に感染者が減り続け、新規感染者数の14日間平均が5人以下となった場合、早ければ10月19日に美容院は再開できるそうです。

10月19日って3週間先ですよ…

もうね、ここまで見苦しい頭になっちゃったらね、後3週間で一体どんな風になっちゃうのか楽しみなくらいですよ、もう!

今日から適用される規制の緩和は、もちろん大変多岐にわたっていますけど、主に次のような内容です。
  • 夜間の外出禁止令は解除
  • 買い物や運動は家から5キロ圏内に限るというルールは継続
  • 2家族5人までの集会が許可
  • 託児所や保育所幼稚園が再開
  • 飲食店は持ち帰り&配達のみというのは継続
  • 小売店は引き続き生活必需品を販売する店のみ営業可能
  • 結婚式は集まる人の人数が5人までなら許可
  • 葬式は10人までなら許可
  • 買い物は1家族から2人以上が行くことが可能(これまでは1人だけだった)
  • 屋外プールは営業許可(この寒いのに…)
  • 歯科医院やほとんどの医療サービス再開
  • ペットのグルーミングサービス再開(犬猫のヘアカットはいいんだ!)

そして肝心の経済活動制限の緩和!

多くの感染者が発生した食肉加工工場や流通センターなども、ほぼ通常通りの営業になるそうです。

ところで、

これまでよりも厳しくなったルールもありますよ。

それはマスクについてのルール変更です。マスクの着用は義務ですが、これまでは顔を覆うものであればスカーフでもバンダナでもフェイスシールドでも何でもヨロシイということだったのが、スカーフやバンダナやフェイスシールドは不可となりました。

ちゃんと顔に密着して鼻と口を覆うマスクでないとダメです。あのプラスチック製のフェイスシールドだけを付けている人がよくいますが、あれだけでは効果がないですよねえ。

マスクもね、最近はすごくおしゃれなマスクを付けている人が多いです。どうせ付けないといけないなら、ファッションとして楽しもうということですね。

先日はスーパーの若い女性店員がとても素敵なマスクを付けていたので、「あなたのマスクとてもいいわね」と言ったら、「ありがとうございます、自分で作ったんです」と言いました。

私も自作してみるかなあ。

さあて、感染者数がこれからも減り続けるかどうかですけど、真面目に頑張るメルボルン市民のことですからね、減ると思いますよ。一気にドカンと減って、予定を前倒しで次の規制緩和をっやってもらいたいです。

要は美容院ですよ、美容院!


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2020年9月27日

ホットウォーターボトルでぐっすり安眠

メルボルンでは、ここ三日ほど真冬に逆戻りの天気が続いています。冷たい雨や雹も降りまして、標高の高い所では雪になり、結構積もった所もあるそうです。

真夏でもこういう事があるメルボルンですから、異常気象というわけではありませんが。

私の寝室は、我が家でも最も寒い部屋でして、寒い日は小さなオイルヒーターを付けて寝室を温かくして寝たりするのですけど、部屋を温かくすると、

電気蚊取りも付けないといけません!

蚊に顔をボコボコにされますからね。

そこで、ホットウォーターボトル(ゴム製湯たんぽ)を使ってみました。

私はお腹が痛い時や風邪で寒気がする時に使うんですけど、本来は寒い冬に温かく眠るための道具ですからね。

就寝前のシャワーを浴びる前にホットウォーターボトルを準備して、ベッドの中の背中が当たる辺りに置いておきました。

そうしたらですね、

ベッドに入った時、背中から感じる温かさがもう貴方、

うほほほほ… 

と、えもいわれぬ快感だったんです。

ベッドに入ったら、すぐにホットウォーターボトルを足元に移動させますと、足元が温かくなる頃には全身の力は抜け、あっという間にまどろみ状態。

眠りに落ちる前に、ホットウォーターは身体の横に移動させておきました。こうすると寝返りをうつ度にお腹と背中を温め続けてくれるわけです。

朝起きる頃にも温かさはしっかり残っていました。

そして、何がびっくりっしたって、私は夜中におトイレに行かなかったのですよ。朝の5時頃までぐっすり眠ったのです。

ホットウォーターボトルの効果に感激した私は、ここ3日間連続で使用しましたが、夜中におトイレに行くことは無かったです。起きてウロウロして身体が冷えて目が覚めることがないので、夜中に目が覚めてもまたすぐに眠り、ベッドの中はぬくぬくですしね、毎晩朝の5時頃までぐっすり寝ました。

もっと早く使うべきでした。

これが私のホットウォーターボトルです。


このカバーはアクリル糸をかぎ針で編んで自分で作ったものですが、カバーも販売されています。触れた時の感覚がひんやりしない素材で厚手のものをオススメします。

これまでは沸騰させたお湯を入れていたんですけど、注ぎ口の所に「沸騰したお湯を入れるな」と書いてあると息子に指摘されてから、沸騰寸前まで温めたお湯を入れて使っています。水道の蛇口から出る温水では温かさが足りません。

寒い日はこれに限りますよ!

睡眠問題でお困りの方、試してみてはいかがでしょうか。

スーパーや薬屋などで6〜8ドルくらいで買えます。ゴム臭いですけど、臭いはそのうち気にならなくなります。


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2020年9月26日

連続殺人鬼ドラマと心的外傷のこと

TVドラマシリーズ「Des」(全3話)」の放送が始まり、ストリーミングサービス「Stan」で視聴できるそうです。主人公の連続殺人鬼デニス・ニルセンをデイヴィッド・テナントが演じています。

デイヴィッド・テナントは「ドクターWho」の10代目ドクターで有名になりましたが、最近ちょっと癖のある役柄を演じることが多いですね。


彼が演じる連続殺人鬼というのは面白そうですが、私は見たいとは思いません。

だって、

「英国のジェフリー・ダーマー」とも呼ばれる連続殺人鬼で死体嗜好者のデニス・ニルセンの話ですし、この事件には個人的なつながりがあるのです。

私は、連続殺人関係の話に夢中になっていた時期があります。

当時は強い抗うつ薬を飲んでいて感覚がおかしくなっていたと思うのですけど、おぞましい内容を読んでも気持ちが悪くなったりせず、非常に興味をそそられたのです。

様々な殺人事件について読みました。デニス・ニルセンのことも読みましたので、事件の概要は知っています。

デニス・ニルセンはスコットランド出身の男で、少なくとも12人の若い男や10代の少年を殺しました。子供の頃は大変おとなしく臆病で内向的だったそうです。将来殺人鬼になる人物が子供の頃に小動物を虐待したり殺人を妄想したりしていたというプロファイリングに当てはまらない人物です。

幼少の頃、両親が不仲だったことから、デニスと兄妹は祖父母のいる母親の実家で暮らしました。祖父母はデニスの母を支え、孫達に優しく、特に漁師だった祖父から可愛いがられたデニスはおじいさんっ子でした。家族でピクニックに行くなど楽しい思い出のある幸せな幼少期でした。

ところが、その誰よりも大切な愛する祖父が漁に出た海で心臓発作で亡くなります。棺桶の中に横たわる祖父の死体を見たことが、彼の人生に大きな影響を与えることになるのです。その時、デニスは6歳の誕生日の前でした。

彼の殺人についてここに詳しく書くつもりはありません。興味のある方はインターネットで探せばいくらでも資料が見つかります。ただし日本語でデニス・ニルセンについて書かれたサイトは少ないですし、内容が正確ではないものが多いです。

彼は1978年から1983年の間に、自宅で殺人を繰り返し、死体を床下に隠したり庭で焼いたりして死体を処理していたのに、ずっと見つかりませんでした。

殺人を続けたくなかったデニス・ニルセンは、死体を隠す床下や庭のないアパートに住めば殺人をしなくなるかもしれないと考え、屋根裏部屋のアパートに引っ越しましたが、結局ここでも殺人を続けます。

ところが、死体の処理に困り、肉を切り刻んでトイレに流していたのです。もちろん、全てを流せるわけではありませんから、トイレに流せなかった部分は塩漬けにしたり煮たりして袋に入れ、部屋に隠していました。

逮捕のきっかけは、排水管が詰まったことでした。

住民から(デニス・ニルセン自身を含む)排水管の詰まりや悪臭に苦情が出て、修理にやって来た業者が排水管にたくさんの肉や小さな骨が詰まっているのを見つけたのです。そして、その排水管は、デニス・ニルセンの住む階からの排水管でした。

さて、この事件が私とどういう関係があるかと言いますと、

私ではなくてうちの夫なんです。

夫が以前勤めていた会社の同僚Sさんは、英国からオーストラリアに移民してきた人でしたが、英国では警察に勤めていらっしゃいました。そして、デニス・ニルセンのアパートや引っ越す前に住んでいた家の検証をしたり証拠収集をした捜査員の一人だったのです。

この事件が大きな心的外傷となったSさんは、その後に担当した爆破事件でさらに心的外傷を受けたことで警察を退職し、環境を変えるためにオーストラリアに移民してこられたのでした。現在はメルボルン郊外の食品加工工場で衛生管理を担当されているそうです。

デニス・ニルセンの事件がTVドラマになったと聞いて、Sさんのことを考えました。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、警察の皆さんにとって重大な問題ですね。心から「お疲れさまです」「いつもありがとうございます」と申し上げたいです。


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