臨床心理士のうちの娘が、勤めていた司法心理事務所を退職し、今週からメルボルンの精神科病院に勤め始めました。
今までは、知的障害や精神病のある性犯罪者とか殺人犯や暴行犯の社会復帰を支援する仕事が中心で、カンセリングのため刑務所に行ったりもしていましたが、精神科病院では薬物依存症の治療を担当することになると聞いています。
グループセラピーとか認知行動療法の指導をするそうですが、薬物依存症の人達は、別のメンタルヘルスの問題に苦しんでいることも多いので、個人的なカウンセリングもするそうです。
入院病棟もある精神科病院ですからね、そこには専門医や看護師や多くのスタッフがいますし、犯罪者が相手の仕事ではないので私も少しは安心だと思っていたんですけど、精神状態が不安定になった人達の中には、非常に重い症状の人もいるのですよ。
さて、私はこれから、とてもショッキングな話を書くつもりなので、そういう話が苦手な方はここでお帰りください。
今日も私のブログを読みに来てくださってありがとうございました。
さて…
いいですか?
これからショッキングな話が始まります。
精神状態が不安定になる原因はいろいろありますけど、気分障害や不安障害などに比べて、より重く危険な症状の出る精神病があります。幻覚や幻聴、妄想などで思考が混乱して、暴力的になったり自傷行為を行うこともあるわけです。
昨日、ある統合失調症と思われる人に激しい症状が現れて、救急車の出動が要請されました。その人が自分の目を傷つけているということでした。
オーストラリアの救急車は通常2人の救急救命士がチームで勤務しますが、救命士達が到着した時、その人は自分の眼球を両方ともえぐり出して暴れており、片方の眼球は眼窩から外れてぶら下がっていたそうです。
救命士の一人はその場で失神し、もう一人は嘔吐したという凄まじい状況だったそうです。この話をうちの娘に教えてくれたのは、自分の眼球をえぐり出した人が搬入された救急病院のER(救急室)に看護師として勤めるうちの娘の親友Cちゃんです。
Cちゃんは毎日、事故や火事や事件でひどい怪我を負った人達の治療にあたっていますけど、昨日の人はトラウマになるレベルだったようです。えぐり出された眼球は元通りに出来ませんから、その人は盲目となりました。
臨床心理士のうちの娘は、患者さん達のメンタルヘルスの問題を改善するお手伝いをしているわけですけど、実は娘本人も自分のメンタルヘルスのために定期的にカウンセリングを受けているんですよ。
昨日の話を聞いて、医療関係者の皆さんには、本当にご自分のメンタルヘルスをちゃんとケアしてくださいと申し上げたい気持ちになりました。
救急救命士の皆さんは、出動した先で助けようとする人やその家族からハラスメントを受けたり暴力を受けることも多いと聞きますけど、ひどい話ですよね。もっと感謝の気持ちを持ちたいものです。
Cちゃんは、ストレスが溜まるとうちの娘に話を聞いてもらっているようですが、毎日誰かのストレスや苦しい気持ちを聞き続けているうちの娘にも、自分自身のメンタルヘルスを第一に考えて、無理をしないで欲しいと思います。
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