2017年9月19日

賛成に投票しました

やっと、届きました!

同性婚合法化の是非を問う「郵便調査」の投票用紙が昨日届いたのです。こういうのでした。


非常に分かりやすい投票用紙です。

用紙にこう書いてあります。
Should the law be changed to allow sam-sex couples to marry?
同性のカップルが結婚できるように結婚法を改正するべきですか?

そして印をつけるボックスが2つ。「YES」あるいは「NO」です。

どちらか一つのボックスに印をつけて送り返します。返送用の封筒(切手不要)が同封されておりますので、この用紙に印をつけてその封用に入れてポストに投函するだけです。他に何も書くことはありません。

「郵便調査」の実施が決まって以来、ずっと投票用紙が届くのを待っておりましたので、家族4人早速記入しまして、すぐに投函しに行きました。

どうぞ多くの人が「YES」に投票しますように!

そして今朝のこと。

「やっぱりこういうことがあると思ったわ!」というニュースです。

何者かが、この投票用紙と返送用封筒が入った郵便を大量に捨てているのが見つかったというのです。「郵便調査」の妨害が目的か、郵便を届けるのが嫌だった郵便配達さんがこっそり捨てたか…。

前者の確率のほうが高いですね。

こうした郵便物を印刷し、投票権を有する国民全てにこれを郵送し、返送代金も払い、一体この「郵便調査」にどれだけの税金が使われたのでしょうか。

連邦政府の議員が議会で決めればそれで済むのに、現在の政権政党は自由党と国民党とが組んだ保守連合ですからね、中にはものすごい保守的で同性愛者への偏見を隠さない議員もいるわけでして、与党と野党との議席差がほとんど無い現状では政権運営も大変難しいため、党内部の対立だけは絶対に避けなければなりませんし、彼らには議会でこの問題を決めることは出来ないのですよ。

とにかく、やるとなったからには、この「郵便調査」で賛成派が勝利して、同性婚が合法化されることを期待しています。

しかしね、メディアが同性婚の話題を取り上げる機会が増えて、多くの人々がこの「郵便調査」について話題にしていますから、必然的に同性愛者やLGBTへのネガティブ意見も多く聞かれるようになっているんです。

そうした中、特にLGBTの若い人達が、いじめや疎外や批判などで苦しんで、メンタルヘルスサービス等のヘルプラインへ助けを求める電話が激増しているそうです。

オーストラリアという国は結構保守的な国ですし、ちょっと心配な面はありますが、きっと賛成多数という結果が出ると信じています。


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