2017年9月13日

見た目問題を考える

キッチン転倒顔面強打事故から3週間がたちました。

顔面を強打して巨大たんこぶができ、顔の上半分は腫れ上がって黒紫色に変色してしまい、サングラス無しではとても人様の前に出られなかった3週間。

食品の買い物に行くのもおっくうで、ついつい引きこもっていた3週間。

今朝は、左眉のところのたんこぶがかなり小さくなっていて、目の下の青あざもサングラスで隠さなくても大丈夫だと思う程度に薄くなっていました。

そこで、ついにヘアカットに行ってきたのです。

ちょうど事故が起きた日にヘアカットに行く予定だったんですよ。あれから3週間、伸びに伸びてボッサボサ。こういう伸び過ぎてみっともなくなった髪を岡山県では「おおがっそう」と言うんです。

それはともかく…

「サングラスを外してヘアカットをしてもらう」という意気込みのせいで、サングラスを持っていくのを忘れてしまったために、ショッピングセンターの駐車場で車を降りてからサロンまで、サングラス無しで行きました。

そうしたらね、すれ違う人やベンチに座った人やお店の人が、見るんです、私の顔を。

その視線から、私のたんこぶと青あざが残っている側の顔を見ていると分かるんです。

ジロジロ見るなあ〜!

小さな声で、何度も叫びましたよ。

ヘアカットの後、ちょっと他のお店を見て歩こうとしたんですけど、ジロジロ見られるのが嫌で結局帰ってきました。(サングラスをかけていると、これほどジロジロは見られません。)

私の顔のたんこぶと青あざは、もうそんなに目立たないと思っていたんだけど、毎日毎日見ているからそう思っただけなのかもしれません。確かに、目の下にはまだ半月状の紫色のアザがあるんだし。

「見た目問題」に関する記事を読んだことがあります。日本でも話題になっていた時がありましたね。

事故や病気で、あるいは生まれつき、顔が麻痺したり変形していたり、あざや火傷の痕や脱毛など、外見ゆえに様々な困難に直面する「見た目問題」。

人々に、特徴的な外見の人をジロジロ見るなと言っても、つい目が止まって見てしまうというのは仕方がないこと。

少なくとも、そうした見た目の問題を抱える人達が差別されない社会であってほしいし、自分はそうした人達の気持ちを理解できる人間であろうと思います。

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