検索キーワード「歯科医療」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「歯科医療」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2016年4月29日

高額過ぎる歯科医療

日本では歯科医療も当然健康保険でカバーされていますから、日本に住んでいた頃には虫歯など特に治療が必要でなくても、定期検診や歯石クリーニングなどに行っておりましたが、オーストラリアではそういうわけにはいきません。

メディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされていないからです。経済的にゆとりがあり、民間の医療保険に加入していらっしゃる皆さんはそちらの保険でカバーされますけど、「保険料が高額な民間医療保険への加入などとても無理!」という家庭がほとんどですから(我が家もそうですけど)、メディケアでカバーされない歯医者さんに行くと、ちょっと診てもらうだけで200ドル近くかかかってしまいます。

必然的に、よほどの必要がなければ歯医者さんには行けないということになるわけです。私はオーストラリア生活20年以上になるわけですが、これまで歯医者に行ったのは3回だけです。

公共の歯科医療がないわけではありません。経済的に恵まれない家庭や高齢者、アボリジニや移民の皆さんなど、公共の歯科医療機関で治療が受けられる方々も大勢います。

何を隠そう、うちの夫が前回「うつ」でダウンした時は、何度も書いてきましたけど本当に食べていくのに困窮しておりましたので、Centrelink で生活保護のような給付金を頂いていた時期がありました。そうした給付金をいただくような困窮した家庭には、「ヘルスケアカード Health Care Card」というものが発行されます。私達家族は、このカードを持っていたので、様々な公共サービスが割引価格あるいは無料で利用できたのですが、公共の歯科医療機関も利用できたんです。

ある時、歯茎が膨れ上がりまして、歯が疼き始めたのですよ。数年ぶりの歯痛で、のたうちまわる私。しかし「歯医者に行くお金なんてない!どうしたらいいのっ!」

インターネットで調べると、ヘルスケアカード保持者は公共の歯科医療機関が利用できると書いてあり、我が家のすぐ近くに EACH の歯科医院があったのです。電話をしますと、緊急ということでその日のうちに診ていただくことができ、支払ったのは確か25ドルほどでした。ほんとうに助かりました。

しかし、ある程度の収入があると ヘルスケアカードはすぐに無効にされてしまいます。

要するに、オーストラリアでは「経済的に困窮している」と「経済的にゆとりがある」の間にいる者にとっては、基本的に歯科医療は高額すぎて治療が受けづらいものだということです。

うちの息子のカイは、昨年末以来ずっと歯の問題に悩まされておりまして、親知らずがにょきにょきと生えてきた上、虫歯のような穴が開いている奥歯があり、また基本的に歯質が悪いので見た目も悪く、歯医者に診てもらいたいと幾度となく訴えておりましたのに、ご存知のように夫が再び「うつ」でダウンしておりますので(現在5ヶ月目)経済的に難しかったわけです。

しかしですね、このままにしておくことはできないと、やっとのことで本日歯医者に連れて行って診てもらいました。検診料は165ドルでした。只今、奥歯のX線検査に行っております。なんで歯科医院にそういう設備がないんだろうといつも思います。X線検査にしろCTスキャンにしろMRIにしろ血液検査にしろ、いちいち専門の機関に行かなくちゃあなりませんので面倒です。もちろん総合病院だったら全てそこにそろっていますけど、民間の総合病院には行けませんので、公共の総合病院に行くしかありませんが、待ち時間がすさまじいです。緊急でなければ行ってその日に診てもらうこともできない場合があります。歯科の場合はそもそも診てもらえません。

X線検査がいくらかかるのか、さらにその後の治療にいくらかかるのか。まあ1000ドルは覚悟しておりますけど。

オーストラリアでは、歯を大事にしないといけません。

お帰りの前に1クリック を!



2019年7月6日

歯が痛いだって?

本ブログ上で度々話題にしておりますのが、オーストラリアの歯科医療。メディケアと呼ばれる公費で医療費の一部を負担する制度では、歯科医療費はカバーされないのです。

公共の歯科医療制度がないわけではありません。経済的に恵まれない家庭や高齢者、アボリジニや移民の皆さんなど、公共の歯科医療機関で治療が受けられる方々もいます。

うちの家族も、食べていけないほど経済的に困窮していた頃、Centrelink で生活保護のような給付金を頂いていたのですが、同時にヘルスケアカード(Health Care Card)というものももらいました。

このヘルスケアカードを持っていると、公共の歯科医療機関で治療を受けられます。負担額もわずかです。

しかし、ある程度の収入があるとヘルスケアカードはすぐに無効にされてしまいます。

つまるところ、

オーストラリアでは、経済的にものすごく困窮している人と高齢者とアボリジニと移民と、経済的にゆとりがあって民間の医療保険に加入している人、それら以外の大多数の人々にとって、歯科医療は高額すぎて歯の治療は受けづらいものだということです。

実際には、受けづらいと言うよりも受けられないに近いです。

先日は、虫歯ができて痛くてたまらず、しかし歯医者へ行くお金がなく、ある日あまりの激痛に耐えられなくなり、自分でその歯をペンチで抜いた男性が、救急で運ばれたというニュースを聞きました。

歯医者さんに行くと、ちょっと診てもらうだけで200ドルくらいかかります。200ドルって、2万円という感覚ですよ。治療が必要になると治療には最低ウン万円はかかります。

うちの息子が親知らずを四本抜いた時には、合計5000ドル位かかりましたし、私の上前歯2本の歯根治療と新しい歯冠には、合計7000ドル以上かかりました。

ということで、

歯医者にはよほどの理由がなければ行かないわけですが、

うちの娘が歯が痛いと言うんです。昨晩は、痛みが酷くて夜中に目が覚めたと言うんですよ。

親知らずが出てきているんですって!

親知らずか、息子の時は5000ドルだったな。

お母さん、

海外旅行を夢見ている場合じゃありません!


お帰りの前に1クリックを!



2026年5月2日

豚の皮と高額歯科医療費

うちの夫が、クイーンズランドのモートン島で従兄弟が焼いたローストポークのカリカリになった皮を食べた時から歯が痛くなったと言いまして、歯医者に行くことになりました。

夫は朝の6時半頃には出勤しているんですが、歯医者の予約が9時45分で、治療が終わり次第仕事に戻らなくてはいけないと言うので、私が車で送り迎えをしました。バスで行っていたのでは時間がかかりすぎますからね。夫はもう車が運転できないので、こういう時には私が助けるしかありません。

痛みがあった奥歯は割れていたそうです。「樹脂を詰めてくっつける」か「抜歯して新しい歯を入れるか」か、治療方法はいくつかあったそうですが、夫は一番安い「樹脂を詰めてくっつける」を選びました。

費用は600ドルだったそうです。1ドル100円の単純計算で6万円ですよ。来週再び予約を入れていて、来週は治療した歯以外の歯の検査とクリーニングをするそうです。それだけでまた数万円かかります。


オーストラリアでは、歯科医療費は基本的にメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされません。民間の健康保険に入っていない限り全額自己負担となります。もちろん民間の健康保険の保障内容は様々ですから、歯科治療費を保障する契約でないといけません。

私は10年近く前に上前歯2本の歯根が化膿して、歯根の治療をしてから歯冠を作り直したんですが、その時の費用は総額7,325ドルでした。日本円にすると70万円以上です。

うちの息子と娘が親知らずを抜いてもらった時は、息子が親知らず4本抜いてもらうのに5,000ドル以上、娘が親知らず3本抜いてもらうのに4,000ドル以上かかりました。

現在なら費用はもっとかかるはずです。

ですからね、何度も書いていますけど、オーストラリアに住んでいらっしゃる皆さんや、これから住もうかと考えている皆さんは、歯は大事にしないと大変ですよ。虫歯になったりしたら、最低でも数万円の出費を覚悟しなくてはいけません。

ちなみに、うちの息子や娘が子供の頃には全額自己負担でしたけど、現在は17歳までの子供は一定額までの歯科医療費はメディケアでカバーされるようになっているそうです。

67歳以上で年金を受給している方は、年金受給者優待カード(Pensioner Concession Card)をもらえるそうで、そのカードを持っていると公共の歯科医療機関に行けるらしいです。

まあ、いずれにしても、歯は大事にしなくてはいけません。豚の皮は上手に焼くとカリカリサクサクして美味しいんですけど、歯が割れるほどカチンカチンになったのを無理して食べると高くつく可能性があります。


お帰りの前に1クリックを!



2022年2月12日

手術費用は前払い

オーストラリアでは、公立の病院で診察や治療を受ける場合は、基本的に無料です。

無料ですが待ち時間がすごいですから、救急でなければGP(General Practitioner)と呼ばれる一般開業医に相談し、必要に応じて病院の専門医の診察を受けられるように手配してもらうのが普通です。

GPの診察料は、メディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされますから、1回の診察料の自己負担額は大体2〜3千円というところです。

オーストラリアでは、歯科治療はメディケアでカバーされません。公立の歯科医療機関がないわけではありませんが非常に限られていますし、経済的に恵まれない家庭や高齢者、アボリジニや移民など、利用できるのは一部の人に限られます。

経済的にゆとりのある皆さんは民間の医療保険に入っていますから、歯科治療もそれでカバーされますが、民間の医療保険は大変高額ですから、多くの人は民間の医療保険には入っていません。私達もとても入れません。

というわけで、「経済的に困窮している人達」と「経済的にゆとりがある人達」以外にとって、歯科治療は高額すぎるという話はこれまで何度も記事に書いてきました。

私が上前歯の歯茎が化膿して歯根の治療が必要になった時に、新しい歯冠を作ってもらう費用を含めて合計7,325ドル(73万円)かかった話なんかは、まさにホラーストーリーでした。

オーストラリアに住んでいらっしゃる皆さんは、本当に歯は大事にしてください。

うちの息子と娘が親知らずを抜いてもらった手術は、もちろん公立の病院ではやってもらえませんので民間の病院でやってもらいましたが、息子は4本抜いてもらって5,000ドルくらいかかりました。娘は3本だったので少し安くて4,000ドルちょっと。二人分で9,000ドル(90万円)ですよ。

民間の健康保険に入っていない私達が民間の病院で手術を受ける場合、費用はすべて前払いでした。そのへんはやはりシビアなんです。お金を払わないと治療は受けられないのです。

払えない人は、たとえ何年待たされようとも公立の病院でやってもらうしかないのです。歯科は別ですよ。公立の歯科医療機関が利用できる人は限られています。ですからね、歯が痛くなっても治療費が払えない人は地獄を見ることになります。

さて、

前置きが長くなりましたが、来週の火曜日に民間の病院で2回目の痔の手術を受けることになったうちの息子ですが、手術日が決まった途端に次々に請求書が送られて来ています。

親知らず抜歯の時は、歯科外科医に払う手術代、麻酔医に払う麻酔代、そして病院の施設使用料という3つの請求書でしたが、痔の手術の場合も同様です。

1回目の時の費用は、合計で3000ドルくらいでしたが、2回目の今回は少し安いようで、専門医に払う手術代が379ドル、麻酔医に払う麻酔代が650ドル、そして病院の施設使用料が約1700ドルということで、合計3000ドル以下となっています。

手術代が379ドルというのは思いがけず少額です。簡単な手術になるのかもしれません。

ただし、もしも何か問題が起きて、救急治療とか入院が必要になると莫大な費用がかかります。民間の健康保険に入っていないのですから全額自己負担です。そんな事になったら、救急車を呼んで公立の病院に連れて行ってもらわないといけません。私達にはとてもじゃないですがそんな費用は払えませんから。


手術の3日前となる今日、息子は新型コロナのPCR検査を受けに行かなければいけません。これで陰性と証明されれば火曜に手術を受けられるのですが、手術までの3日間は隔離しなくてはいけないそうです。その3日間に感染しないように。

病院には付添いの家族は入れませんので、火曜日は病院まで送って行って、玄関の前で降ろすだけです。夫と私は、その足でPCR検査を受けに行く予定です。私達は、検査で陰性を証明しないと飛行機に乗れませんからね。ドバイに行くのは木曜日です。

息子の手術は日帰りですから、火曜日の午後には迎えに行かなければいけません。

何だかいろいろすることがあって慌ただしいです。

息子の食事も用意して冷凍しておかないといけないし。

気になっているのは、義弟にタダでもらったレクサスです。修理が今週中には終わるはずだったんですけど、終わらなかったんですよ。どうやってレクサスを修理工場から持って帰ればいいのでしょうか。

車の運転ができるのが私一人ですからね、修理工場までタクシーで行って、私がレクサスを運転して帰るしか方法がないです。

ドバイに行く前にすることが山積みです。


お帰りの前に1クリックを!



2022年12月1日

目まいと高額な歯科医療

皆さん、こんにちは。

私はまだ元気です。クラクラする目まいがそれほど頻発しなくなっているので、原因となっているものが治ってきているのかもしれません。

昨年倒れた時の回転する目まいの原因は、「前庭」と呼ばれる部分の炎症ということでした。

「前庭」というのは家の前の庭ではありませんよ。耳の中にある内耳の一部で、平衡感覚をつかさどる器官です。「前庭」やそこから脳につながる「前庭神経」で炎症が起きると激しい回転性めまいが起きるんですって。

貴方がその場でくるくると10回ほど回転して突然止まってごらんなさい、周囲が回転しているように感じるでしょう。平衡感覚が乱れて、立っていることも困難なはずです。

突然そういう状態になるんですよ。激しい吐き気に襲われますので嘔吐しますし、眼球が横方向に激しく動く「眼振」という症状も特徴とされます。

聴力に影響はありません。

私の場合、回転性の目まいは数日で良くなりましたが、平衡感覚が元に戻るのに時間がかかりました。

怖いですよ、マジで…

なんでそんな所に炎症が起きたのか、よく分かりません。おそらくウイルスが原因だと考えられているそうですけど、どうやってそんな所にウイルスが入ってしまうんでしょうかね。

医者は「この炎症は一度治れば再発することは無いけど、一度起きたことが二度と起きないとは言えない」と言いましたからね、私は心配しているのでございます。

昨日は用事があって車を運転しなくてはいけなかったんですけど、しかも遠くまで行かなくてはいけなかったので怖かったんですけど、無事に行って帰りました。

午後4時頃に帰宅して、ベッドに横になったら7時まで寝てしまいましたよ。しっかり眠った後は、あまり頭がクラクラしないので、「前庭」の炎症ではなくて睡眠の影響なのかもしれません。

いずれにしても、回転する目まいは突然始まりましたからね、車の運転中にあれが始まるのが一番心配なのです。


ところで、うちの息子が最近前歯の裏に茶色い部分があって、その周辺の歯茎が痛いというのを心配していました。

オーストラリアでは歯科医療はメディケアという公的医療制度でカバーされませんから、歯科医療をカバーする民間の医療保険に入っていない場合は全額自己負担になります。

相場としては、チェックとちょっと歯石を取ってもらったりするのに1回200ドル(2万円)というところです。だから、よほどのことがないと歯医者に行ったりしないんですけど。

私なんてね、上前歯の歯茎に膿瘍ができて、化膿していた歯根の治療をしてもらって新しい歯冠を作ってもらうのに、総額70万円以上かかりました

うちの息子と娘が親知らずを抜いてもらった時には、息子は4本抜いてもらって5千ドル(50万円)、娘は3本だったので少し安くて4千ドル(40万円)ちょっとかかったんですよ。

二人分で9千ドル(90万円)ですよ。

本当にオーストラリアでは歯科医療がバカ高なんです。

息子の前歯の茶色い部分は、このまま放って置いてひどいことになったら高額出費になりますからね、診てもらいに行ったんです。そうしたら、茶色いのは歯石で歯茎が痛かったのは、磨き過ぎが原因だったらしいです。

歯の状態は大変よろしいと言われて大いに安心し、200ドルの価値があったと言っています。

うちの夫も歯医者に行きました。カリブ海の島バスバドスへの旅行中、歯が痛かったんだそうです。旅行中に歯が痛くなるなんて最悪ですよね。

夫の場合は、虫歯があったらしいので治療をすることになりました。1回の治療で終わると期待しています。そうすれば数万円で済みますからね。

ということで、オーストラリアにお住まいの皆さんは、どうぞ歯を大事にしてくださいよ。歯磨き、クリーニング、エナメルケアなど、ちゃんとやりましょうね。

 
お帰りの前に1クリックを!



2019年7月17日

娘の親知らず

これまで、何度も何度も記事に書いてきておりますオーストラリアの高額過ぎる歯科医療費問題。メディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされていない歯科医療は、民間の医療保険に加入してない場合は全額負担となりますので、家計に大打撃となるのでございます。

うちの息子が親知らずを4本抜いた時には、合計5000ドルくらいかかりましたし、私の上前歯2本の歯根治療と新しい歯冠には、合計7000ドル以上かかりました。

歯は大事にしないといけません!

ところが、大事にしていても出てくる親知らずは、どうしようもない。

「親知らず」という歯は、一番前の中央の前歯から数えて8番目にあって、生える時期が10代後半から20代前半で、親に知られることなく生えてくる歯であることから親知らずという名前で呼ばれるんだそうですけど、貴方、8番目の歯がありますか?

私はないんですよ。

だから、親知らずが生えてくる時の痛みというのは経験していないので良く分かりませんが、先日以来、痛みを訴えておりましたうちの娘。一般の歯科医院よりも安いというのを聞いて、メルボルン大学の歯科医院に診てもらいに行きました。

ここは、医学生が診察にあたりますので、安いのだそうです。メルボルン大学の学生だと割引もあります。

それはともかく、

診察の結果、痛んでいる親知らずは、すぐ横の7番目の奥歯に向かって生えて来ているので抜歯の必要があるそうです。下の2本の親知らずはまだ歯茎の中ですが、両方とも前に向かって(即ち内側に向かって)生えてきているので、いずれ問題になることは確実だから今のうちに抜いた方が良いそうです。

で、もう一本は?

4本目?

それは、無いんですって。うちの娘には、親知らずは3本しか無かったのです。息子は4本抜いたけど、娘は3本だけだから手術代が少し節約できます!

ちなみに、

メルボルン大学の歯科医院の診察料は、X線撮影込みで210ドルでした。これは確かに一般的な歯科医院よりも安いです。


お帰りの前に1クリックを!



2023年3月8日

手術費用は百万円!

うちの娘がレクサスをある家の前に停めてあった車にぶつけて数千ドルがパアになった翌日の昨日、3回目の手術を前にしたうちの息子に病院使用料の請求が来ました。

こういう病院からの請求書だとか連絡は、メールやテキストメッセージで来ます。今どきはもう全てデジタルですね。

手術をしてくれる医者に支払う手術代と麻酔医に支払う麻酔代は、うちの夫がすでに支払ってくれていたんですけど、病院使用料というのがまだ未払いだったのです。

民間の病院で手術を受けるので病院使用料も請求されるわけですが、前回と前々回よりも値上がりしていて、今回の請求額は2000ドルを超えていました。

3回目の手術費用は、合計すると3800ドルくらいです。

この額はですね、我が家にとって簡単に払える額ではありません。でも、こういう時のための貯金をしていますので、それで支払うことが出来ました。息子が手術から回復して働き始めたら返してくれることになっています。

結局、3回とも民間の病院で手術してもらったので、手術費用は1万ドル以上かかったことになります。1万ドルというのは百万円ですよ。

痔の手術というのは、本来それほど大きな手術ではないのですよ。それに入院する必要も無いのにこの額ですからね、入院が伴うような大きな手術だと数百万円どころか一千万円以上の費用がかかるんでしょうね。

そんなのは多くの人にとって支払い不可能な額ですから、どんなに順番待ちが長くても公立の病院で治療を受けたいと思うわけですけど、待っている間に悪化して手遅れになることもあるんじゃあないでしょうかね。

オーストラリアの医療制度は、ありがたいことも多いですが、問題も多いです。最大の問題は、予算不足による病院不足とスタッフ不足です。

公立病院の医療費を無料にしなくても、収入によって何割か負担するようにすれば状況はマシになるんじゃあないかと私は思うんですよ。それに、とにかく歯科医療をメディケアでカバーしてもらいたいんです、ホントに。

私の上前歯2本の歯根治療と新しい歯冠を作ってもらうのにかかった費用は総額7325ドルでしたからね。前歯の無い人になるのはイヤだったから治療してもらいましたけど、前歯2本に70万円以上も。

歯科医療費をカバーする民間の医療保険に入っていない場合は、全額自己負担になるのですよ。メディケアで5割でもカバーされたら助かります。

公立の歯科病院というのは無いわけではないですし、安く治療を受けられる歯科クリニックもあるんですけど、そういう所で治療を受けられるのは一部の人達だけです。条件が細かく決まっています。

12歳以下の子供、先住民族や移民、そして基本的には経済的な理由等で政府から生活保護を受けているような人達です。

オーストラリアに永住しようと思っている方は、本当に歯を大事にしてくださいね。治療費がバカ高ですから。


公立病院の手術の件ですが、ただでも順番待ちが長いのに、新型コロナの影響で予定されていたのにできていない手術が山のようにたまっているんだそうで、医者も足りていないし全く追いついていないです。

命に関わる緊急を要する手術が優先されるので、痔の手術なんていう命に関わらないようなものは後回しにされるもんですからね、順番待ちはさらに長くなっているんですって。

命に関わらない手術でも、患者にとっては日々の暮らしを左右する大問題である場合もあるのでして、うちの息子のように民間の病院を頼る人は増えているそうですよ。

スーパーアニュエーション(老後の生活資金として積み立てていく自分専用の年金)を使う人も多いそうですけど、積み立てた年金を何百万円も手術に使ってしまっては、後の暮らしが心配になります。

さて、今日は息子の3回目の手術の日。今朝、病院まで送って行きました。

本当に本当に、これで治って欲しいです。


お帰りの前に1クリックを!



2019年8月12日

親知らず3本抜歯にかかる費用

このブログでは、オーストラリアのメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされない歯科医療が、どれほど高額であるかという話を繰り返し記事に書いてきております。

「目玉も飛び出る高額歯科治療」とか「想像を絶する歯科治療費」とか「涙も枯れる歯科医療費」とか、たくさん記事がありますので、詳しいことはそちらを読んで頂くとして。

息子の親知らず4本抜歯と私の上前歯2本の歯根治療と新しい歯冠2個に、1万2千ドル以上かかりました。1ドル100円計算で行くと、感覚としては120万円以上かかったということですよ。

そして今度は、

うちの娘が親知らずを抜かなくちゃあいけないことになりまして。(泣)

歯の治療が必要になると、一体どうやって治療費を工面するかという切実な話になるわけですけど、少しでも安い所で抜いてもらおうと、まずはメルボルン大学の歯科医院で診てもらいました。

メルボルン大学の歯科医院は、医学生が診察するので一般の歯科医院よりも安いのと、メルボルン大学生の場合は学割があるということでした。診察料はX線撮影込みで210ドルでしたから、確かに少しは安かった。

この診察で、うちの娘には親知らずが3本しか無いということが分かりまして、3本だけだから手術代が少し節約できるかとも思ったのですがね。

抜歯の手術をしてくれる医者を紹介されて、そのお医者さんに会って手術の説明などを聞くのに160ドルかかりました。

いよいよ今週金曜日が手術の日なのですが、手術費用は前払いで1680ドル。
麻酔医に払う麻酔の費用が前払いで650ドル。
手術をおこなう病院の使用料は当日に払うことになっていて、それが1200ドル。

とまあ、

ここまでで合計3900ドルということになってます。

ああ…もうどうにでもしてくれっ!


午後になって病院から電話がありまして、病院の使用料は1200ドルじゃあなくて1305ドルで、前払いにしてくれということでした。

ということは、

ここまでの合計は4005ドル。(泣)

もう涙も出ない!


お帰りの前に1クリックを!



2017年5月15日

歯茎の上にできた膿瘍

数日前から鼻の穴のすぐ下辺りに違和感を感じていたところ、心配していたとおり洗顔時に痛みを感じるようになり、次第に腫れが分かるようになって、ついに膿瘍が出現し、その膿瘍はアズキ大からソラマメ大にと巨大化しました。

できているのは上前歯の歯茎の上。ここまで悪化したのは2回目です。

これは、歯根が化膿して溜まった膿が歯茎から出てくるための穴だそうです。「フィステル」とも呼ばれるそうです。今はまだ膿を排出する穴というよりも、大量の膿が溜まった袋という感じ。

歯根の治療が必要なのは分かっているんですけどね、前回は抗生薬で化膿を抑えて終わったのです。だってね、オーストラリアでは歯科医療はメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされないから、

高額なんですよ!

民間の医療保険に加入していらっしゃる皆さんはそちらの保険でカバーされますけど、保険料が高額な民間医療保険への加入などとても無理な私達は、歯科医にちょっと診てもらうだけで200ドルはかかります。200ドルって、貴方、2万円ということよ。

歯根というのはもちろん歯茎の中の奥の方にあるんだから、そこを治療するとなると切ったり削ったりが必要なわけで、そうなるともう治療費は考えるだけでも恐ろしい。

息子が親知らず4本を抜いてもらった時は、総額5000ドル程の費用がかかりました。5000ドルって、貴方、50万円ということよ。

もちろんクレジットカードで払ったのですけどね、どれだけ苦労してそれを返済したことか。

歯根の治療ってどれくらい費用がかかるんでしょうね?

この歯茎の水膨れは、かれこれ5年ほど時々できているので、ちゃんと治療してもらわないと更に悪化して、いつかは歯抜けおばさんになってしまう可能性があります。インプラントなんてしてもらおうと思ったら数十万円はかかるらしいし。

私達家族の収入がもっと少なくて困窮していて生活保護をもらうほどだと、ヘルスカードという証明書をいただけて、無料あるいは低価格の公共歯科治療を受けることができるのですけど、私達はそこそこの収入があるので公共歯科治療を受けさせてもらえません。

子供やアボリジニや難民の方々は、収入に関係なく公共歯科治療を受けさせてもらえるそうです。

ですからね、オーストラリアに住もうかと考えているあるいは住んでいらっしゃる皆さん、歯は大事にしないと大変なのよ。虫歯になったりして、歯痛で仕事も手につかなくなってご覧なさい、最低でも数万円の出費を覚悟しなくてはいけませんから。

ああ...

治療費は心配だけど、治療してもらうしかないな。

この件については、これから随時報告していこうと思います。

お帰りの前に1クリック を!



2016年5月6日

親知らず

歯の問題を抱えていた息子のカイが、先日検診を受けたところX線検査が必要ということで、別の施設でX線写真を撮ってもらいまして、本日は治療を受けに行きました。

虫歯で穴が開いていたのを埋めてもらったのだそうです。治療費は165ドル。ちなみに先日のX線写真はどういうわけかメディケアでカバーされたそうです。

先日の記事「高額過ぎる歯科医療」にも書きましたけど、民間の医療保険に加入してない場合は、歯科医療費は全額負担となって家計に大打撃となります。前回の検診料165ドルと今日の虫歯治療で今のところかかった費用は全部で330ドル!

さて、X線写真が必要だったのは虫歯のせいではありませんで、ニョキニョキと生えてきた4本の親知らずの状態と顎の骨を調べるためだったようですが、どうやら息子にとっては最悪のシナリオとなっております。

1本は横向きに生えており抜歯が必要。2本は顎の骨が小さく親知らずが出てくるスペースが無いところへ無理やり出てきており、他の歯への影響や炎症の問題から抜歯が必要。もう1本は中途半端に生えていて食べ物が詰まりやすく、不潔となり周囲の歯肉に炎症を起こしやすくなっているため、腫れや痛みを繰り返すので抜歯が必要。

つまり親知らず4本全部抜く必要があるんですって!

きゃあ、痛そうよ!

ええ、歯医者もかなり息子を怖がらせたらしいです。まず、息子の親知らず抜歯の施術だか手術がその歯医者では手に負えないとのことで、専門医への紹介状を書いてくれました。4本全部抜くのは大掛かりなことになるらしいです。

また、術後の強力痛み止めと強力抗生物質の服用は絶対に必要で、場合によると薬の副作用で精神的に「うつ状態」になるらしい。(今度は息子か!)

ですから、学校が冬休みになる前に施術(手術)を受けて冬休みを回復に当てるということを勧めてくれたとのこと。

そんなに大変なのか…

痛みに弱く、注射も怖い息子にとっては、すでに悪夢が始まっているようです。

親知らず4本抜歯というのは、そんなに大変なことなんですか?経験者がいらっしゃったらご感想などお聞きしたいものです。

それにしても心配なのはその費用...。

お帰りの前に1クリック を!





2016年5月20日

目玉も飛び出る高額歯科治療

先日から時々話題にしているオーストラリアにおける歯科治療ですが、息子のカイが親知らずを4本全部抜くことになりまして、昨日専門医に会ってきました。

近所の歯科医に最初診てもらい、その後X線写真を撮ってもらってから再び診察を受けて虫歯の治療を終えた時点で、かかった費用が合計330ドルでした。

昨日の専門医の診察(歯科医からの紹介状を読んで、X線写真を見て、実際に息子の口の中を見てから手術の説明をした10分ほど)の診察料が150ドル。非常に詳しく説明をしてくれましたけどね。ここまでで480ドル。

そして、医者は手術費用の説明もしてくれました。

親知らず4本をその病院で抜いてもらう費用は、およそ3500ドルだそうです。

3500ドルよ!

日本円の感覚で言うと「三十五万円」なり。

2000ドルを超えるかもしれないとは覚悟していたけど、3500ドルって何よそれ!うちは夫が昨年暮れから収入がなくて、最近やっとパートタイムでぼちぼち仕事をし始めたばかりなんで、何とか生活していけているっていうレベルの経済状況なんですよ。

私、はっきり言って、一体どのようにしてこの手術費用3500ドルを工面するのか見当がたちません。クレジットカードで支払いができますので払うことは払えるでしょうけど、いやだなあ、またクレジットカード地獄に落ちて行くのか私たちは。

手術の後にも診察があるわけですからね、傷の治り具合とか診てもらわないといけませんでしょ?そうすると、全費用は4000ドルを超えるってことだ。

オーストラリアで生活していらっしゃる皆さま、民間の医療保険に加入できる経済力あるいは医療保険などに頼らなくても歯科治療を受けられる経済力がない場合、とにかく歯を大切に!親知らずも生えてこないように神様仏様にお祈りするしかショーガナイ。

お帰りの前に1クリック を!



2017年8月17日

世界で最も住みやすい都市

英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめた「世界で最も住みやすい都市」ランキングで、今年もオーストラリアのメルボルンが一位となったそうです。

A post shared by Melbourne (@visitmelbourne) on


地元メルボルンの新聞にも日本の新聞にもこの記事が載っていますがね、メルボルンが「世界で最も住みやすい都市」ランキングで一位になったのは、今年が初めてじゃあないのですよ。

昨年も一位。一昨年も一位。

なんと7年連続で一位!

これをですね、我々メルボルンに住んでいる者がどう感じているかというと、

ホントにぃ?

なんです。

犯罪、医療、環境、汚職、教育などいろいろな項目をもとに「住みやすさ」を数値化して、世界140都市を比べたそうです。

多くの都市で「テロの脅威」というのが増加してポイントを落としたようですが、確かにメルボルン、「テロの脅威」という認識はほとんど無いと言っていいですよね。世界の果ての都市ということもあって、狙われにくいのと狙いにくいのもあるんでしょう。だって、ここですから。(赤印、世界の果て…)


犯罪は、ここ数年上昇傾向ですよ。ドラッグ問題も深刻化しています。

医療は、まあ恵まれていると言わなければならないのでしょうね。歯科医療は高額ですけど!

教育事情も悪くないです。いやいや、悪くないどころか、うちの子供達は良い教育を受けてこられたと思います。娘は現在メルボルン大学で、学費を1ドルも払わないまましっかりやりたい勉強ができていますし。

環境は、まあ確かに悪くないですよね。住宅は高騰し続けていますけど。公共交通事情は問題山積だと言われていますが、今のところは何とかなってるし。道路事情は、メルボルン市内や西側と東側をつなぐ道路に問題があると言われていますが、私個人が利用する道路は全て大変良く設計されていて良く整備されていて、もう全く文句はありません。どんどん良くなっていると思う。

しかし、物価が凄まじい勢いて高騰しておりますから、生活が苦しい人は増えていますよ。とにかく住宅が高過ぎるからホームレスも増えているし。

汚職は、どこの国にもあることですが、見つかっちゃったら「もうおしまい!」というのがメルボルンのいいところだな。

2017年の「世界で最も住みやすい都市」ベスト10は、メルボルンに続いて、

ウィーン(オーストリア)
バンクーバー(カナダ)
トロント(カナダ)
カルガリー(カナダ)
アデレード(オーストラリア)
パース(オーストラリア)
オークランド(ニュージーランド)
ヘルシンキ(フィンランド)
ハンブルク(ドイツ)

となったそうです。

メルボルンには不満がいっぱいのメルボルン在住者ですが、これでも「世界で一番住みやすい都市」なんだから、不便は我慢しながら、さらに住みよい都市にすべく頑張りたいものです。

お帰りの前に1クリックを!



2018年11月20日

人口の問題いろいろ

過去12年間、一度も日本に行っていない私には、最近の日本社会がどのように変わってきているのかを実感できませんが、人口の少子化・高齢化に関するニュースはオーストラリアでも報道されることがあります。

世界のどの国も経験したことのない速度で人口の少子高齢化が進行しているということですが、最近では労働力不足の問題がクローズアップされていますね。

実際に働いている「就業者数」は減ってはいないそうですけど、いずれは減少する見通しだそうですから、人手不足の経済への影響が懸念されるわけですが。

「就業者数」がすでに大きな減少を見せているのが、建設業と製造業だと聞きます。身体的にきつい仕事や賃金の低い職業が労働者に敬遠されるのは理解できます。

遅かれ早かれ、日本は外国からの移民を積極的に受け入れる社会になる必要があると思いますね。

オーストラリアは移民社会です。もともと、移民によって作られ、移民によって成長してきた国です。先住民への迫害や「白豪主義」と呼ばれる人種差別主義の時代もありましたけど、現在のオーストラリアはありとあらゆる民族で構成される多民族国家です。

英語という共通語はあっても、英語以外の言語を話す人々が多いのは、日本に住んでいるる皆さんが想像する以上ですよ。この私もその一人なわけですけど、スーパーの中でも、道を歩いていても、すれ違った人達が自分には理解できない言葉を喋っているなんて日常茶飯事です。

近年、特にメルボルンとシドニーでは、移民増加のため人口が激増中です。住宅価格高騰の原因の一つにもなっていますし、交通渋滞の原因にもなっています。住宅が比較的安く多くの移民が住む地域の小中学校では、生徒数が激増して受け入れが困難になっていると聞きます。

ヴィクトリア州政府は10以上の新しい学校を建設する計画だそうですが、教員になるための大学教育を受けるためのATAR(オーストラリアの大学入学ランク)という得点を引き上げたばかりです。学校の教師の学力アップを狙ってのことですが、これによりますます教員になる人が減ると言われています。

新しい学校を作っても教員の採用はどうするんだと批判されています。

また、人口の激増は医療制度にも影響が出ています。オーストラリアの公営医療制度「メディケア(Medicare)」は、一般税収を原資としています。民間の医療機関も存在しますが、高額なため低所得者層は公営医療に頼らざるをえません。

ちなみに、歯科、眼科、救急搬送は「メディケア」でカバーされませんので、低所得者と認められて扶助受給のためのカードを保持している場合を除き、全額が自己負担となります。だから私もね、歯根の治療で4000ドルも払い、2本分必要な歯冠は1本安くて1500ドルというからいまだにプラスチックの仮歯で我慢しているのです。(泣)

ただでさえ待ち時間が長い公営病院。「待ち時間」と言うと誤解を招きますね、「待たされる日数」と言ったほうが良いでしょうか。私が肩にできたテニスボール大の脂肪腫を取り除く手術をしてもらった時など、半年以上待たされましたからね。

命にかかわらないことだから良かったものの、子宮頸管部のポリープを検査してもらうにも数ヶ月待たされて、「ガンだったら手遅れになるぞ!」とイライラしたものです。

それはともなく…

物価高騰のため民間の医療保険は高額すぎて公営医療に頼らざるを得ない人が増えているので、公営病院は以前にも増して待たされることは確実です。

私が住んでいる地域では中国人移民の人口が激増していまして、どこへ行っても中国人だらけです。メルボルンの西部や南東部ではアフリカ・アラブ系移民が激増しているそうです。

そのうち、アフリカ移民の若者が最近大きな問題になっています。窃盗強盗などの犯罪や暴力事件が頻発しているので、アフリカ人というだけで怖がられています。

昨日、スコット・モリソン首相が、人口が急激に増えすぎていて社会のインフラや制度が対応できていないので、移民受け入れ数を減らす可能性を発表しましたが、私は大賛成ですよ。あまりにも急激に増えすぎていますからね。

それと、移民してきた人達のほとんどがメルボルンとシドニー周辺に住んでいるというのも問題です。他にも街はいろいろあるのに。

人口の急激な変化は、増加・減少どちらにしても社会問題になります。


お帰りの前に1クリックを!



2019年2月26日

新しい歯冠

「歯茎の上にできた膿瘍」という記事を書いたのは、2017年5月15日のこと。このブログのおかげで、こういうことがよく分かります。

歯根の治療が必要だとは分かっていたけれど、歯科医療がメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされないオーストラリアで歯根の治療を受けたりしたら、どれほどの高額出費になるのか、考えただけでも怖かったんです。

しかし、結局、歯根の治療を受けるしかなくなりまして、最終的にはその歯根治療に要した金額は4000ドル以上となりました。

4000ドルって、大まかに言って、

40万円ってことですよ!

何度も書きますけどねえ、オーストラリアに移民したいとか長期滞在したいとか、そういう希望のある方は、歯だけは日本にいるうちにしっかりと治療を終えておかないと後で泣くことになりますよ。

それはともかく…

歯根の治療をしてくれた専門医の話では、インプラントの必要はなく、新しい歯冠を作ってもらえば良いとのことだったので、治療後に新しい歯冠を作ってもらうまでの間に合わせのプラスチック歯冠を付けてもらいました。

(詳しいことは「想像を絶する歯科治療費」の記事で)

新しい歯冠を作ってもらうとしても、上の真ん中の前歯なので金歯や銀歯というわけにはいかなくてですね、歯冠は安いので1個1500〜2000ドルくらい。私の場合2個必要なので費用は5000ドル位を見込んでおけば大丈夫ということだったんですけど。

5000ドルって、

50万円ってことですよ!(泣)

ですからね、間に合わせのプラスチック歯冠のままで何とか凌いできたんです、この2年間。

ただし、プラスチック歯冠が何年も持つわけがないので、いざという時のために貯金を続けてきたわけですが、

ついに、

プラスチック歯冠が緩んできました。舌で触れてみると裏側がおかしいです。割れてきているのかもしれません。

ということで、

50万円を歯冠に使う決心を固めました。

これでまた、ヨーロッパ旅行の夢は遠のいたのでございます。

これをお読みの貴方、

歯は大事にしてください!


お帰りの前に1クリックを!



2024年6月13日

まさかの正常血圧、むくみも無し

昨日は、うちの夫に付き添って医者に相談に行きました。

いつも診てもらっているリム医師は休暇を取っておられたので、リム医師よりも若そうなT医師に診てもらいました。

服用している薬の新しい処方箋が必要だったから行ったのですが、よい機会なので腎臓の件も相談することにしていました。私も一緒に診察室に入りました。いつもなら駐車場で待っているんですけど。

夫の最大の問題は、血圧を下げる薬を2倍の量にしてから3週間も経つのに血圧が下がらないことと脚のむくみです。3週間前の検査でたんぱく尿が出ていると言われたことも話しました。脚の痒みは気にならなくなっているそうですが、もちろん話しました。

若いT医師は、夫の病歴や昨年の腎臓摘出手術からこれまでの経緯を時間をかけて読み、夫が服用している4種類の薬以外に何か飲んでいないかを確認してから、まずは血圧を測ってみましょうということになりました。

最高血圧が127mmHgで最低血圧が75mmHgでした。

何だそれ!

正常値じゃないですか!

「え?どういうこと?」夫も私もびっくりしました。こんな値が出たことは、昨年の摘出手術以来一度もなかったんです。病院で測った時だって、これまでずっと高かったんですから。

T医師のオムロン血圧計が不正確だったか、私達の家庭用オムロン血圧計が不正確だったか、血圧が突然下がったかのいずれかですよ。

次に脚のむくみを確認しました。夫の脚は全くむくんでいませんでした。

何だそれ!

「いや、昨夜はですね、指で押したらへこんだまま元に戻らなかったんですよ」と言いながら、夫はその時に撮った写真を見せました。T医師は「うーん…」とうなりました。

T医師がおっしゃるには、脚のむくみは夫が服用している血圧を下げる薬のよくある副作用なんだそうです。そこで、これから2週間薬を止めてみましょうとおっしゃいました。薬の副作用でむくんでいるのかどうかを調べるためです。

薬のせいでむくんでいると分かったら、対応策を考えるそうです。2週間薬を止めている間に血圧が異常に高くなったら、すぐにT医師に相談します。

それから、うちの夫はツールショップに勤めていて一日中立ちっぱなしの仕事なわけですが、脚がむくむようになってからは靴を履いている部分の足の疲れと痛みが耐えがたいということで、ポダイアトリスト(Podiatrist)と呼ばれる足病専門医への紹介状が欲しいということも話したのですけど、その件については腎臓移植プログラムの医者と相談するとおっしゃいました。

足病専門医の治療は、普通はメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされません。歯科医療がカバーされないのと同じように。

しかし、夫の場合はメディケアで一部負担してもらえるような治療体制を準備できる可能性があるということなんです。

腎臓移植プログラムの医者と足病専門医とT医師のようなGP(一般家庭医)の3者がチームで治療をおこなうプログラムみたいなのを作ると、治療費の負担が少なくて済むそうなんですよ。

ありがたくお願いしました。


血圧がまさかの正常値ということでなんだか拍子抜けしたんですけど、薬を2週間止めて血圧と脚のむくみを観察し、結果が分かってから対応策が決まることになりました。

若いT医師には、大変良い印象を受けましたよ。リム医師と同じく中国系の方でした。メルボルンの医療関係プロフェッショナルは中国系の人が多いですけど、おっしゃることがいちいち納得出来て、この人は信用出来ると思わせるお医者さんでした。

私は引き続き減塩に取り組みます。

もしかしたら、減塩の効果がついに現れたのかもしれませんからね。もしそうなら、私は嬉しいです。これからも頑張ろうと思えます。


お帰りの前に1クリックを!



2024年12月15日

ロシア式バーベキュー

うちの夫が勤めるツールショップで最近働き始めたロシア人のスタッフにロシア式バーベキューに招待されたので、昨日お邪魔して来ました。

うちの夫の話は詳細がよく間違っていることがあるんですけど、そのスタッフの方は母語がロシア語のリトアニア人だと夫は言いましたが、タジキスタン生まれのロシア人でした。ヴラジミールさんとおっしゃいます。

奥さんはキルギスタン人だと夫は言いましたが、奥さんもタジキスタン生まれのロシア人で、お二人はタジキスタンからリトアニアじゃあなくてラトビアに移り住んだのでした。奥さんはリュドミラさんとおっしゃいます。

リトアニアもラトビアもバルト三国の国ですが、ラトビアは三国のうちの真ん中の国です。

どういう経緯でタジキスタンからラトビアに引っ越したのかは知りませんけど、このお二人はロシアに住んだことがないロシア人なんです。ロシア人と聞いて想像した通りの外見のお二人でした。

ヴラジミールさんは、ボリス・エリツィンに似ていましたよ。お二人とも、おそらく私と同じくらいの歳だと思います。

奥さんは英語がそれほどお上手ではなくて、旦那さんの方はものすごいロシア訛りの英語をしゃべりますから、私は聞き取るのに苦労しました。

娘さんを連れてオーストラリアに移民されたのは1996年だそうです。うちの息子が生まれた年です。大変な苦労をして移民されました。

タジキスタンに住んでいた頃には差別など経験したことがなかったそうですが、ラトビアではロシア人に対する嫌悪と差別がひどかったそうです。1990年にソビエト連邦が崩壊してラトビアが独立を回復した後は状況が悪化して、仕事とより良い暮らしを求めてオーストラリアに移民することを決意したそうです。

移民のためのビザ取得のために弁護士に法外な費用を支払ったものの、度々だまされてお金を失ったそうですが、あきらめず何とかビザを取得しようと荷馬車のように働いてお金を稼いだそうですよ。

やっとビザを取得することが出来てメルボルンに来ましたが、到着直後の数日間はホテルに滞在するはずで宿泊費用も支払い済みだったのに、来てみたら費用は払ってなかったそうです。ホテルを手配した業者にお金を盗まれていたのです。しかも、ホテルともホステルとも呼べないような狭い部屋一つだけだったそうです。

万事がこの調子で、本当に苦労をされているんです。何とか見つけた仕事は、移民を低給で雇うことを目的にしている仕事ばかりでしたが、ヴィクトリアマーケットの店番から工事現場の重労働からタクシーの運転手まで、できる仕事は何でもやったそうですよ。

こうして苦労した経験から、資本主義社会の不平等や腐敗したシステムのことを怒りを込めて話していました。

ロシア人のお二人にとっては、医療も住宅も保育も学校教育も無料で、貧富の差を目に見える形で感じることが無かったというソビエト時代は良い時代だったそうです。「あの頃は良かった」と懐かしそうに語っておられました。そう感じているロシア人は多いのだそうです。

ソビエト連邦が崩壊し、資本主義に変化した後のラトビアでは苦労が多く、オーストラリアに来てからも、しばらくはさらに大きな苦労をすることになったわけですけど、今はお幸せそうです。

奥さんは健康問題があって苦労されています。特に歯の問題がおありなんですが、高額な費用がかかるために治療が受けられないのです。

オーストラリアでは歯科医療は公的な健康保険制度メディケアでカバーされませんからね、高額な治療費は全部自己負担になるんですよ。経済的に余裕がないと歯の治療など受けられないのです。

だから余計に、医療が全て無料だったソビエト時代を懐かしく思うんでしょう。


ロシア式バーベキューというのは、一晩タレに漬け込んだ肉を金属製の太い串にさして、それを炭火で焼くという最高に美味しいものでした。これに2種類のサラダと、トマトの上にチーズみたいなのが乗ったのと、赤パプリカを焼いたのとかピクルスとかが出ました。


お肉は鶏肉と豚肉の2種類がありましたが、どちらも大変美味しくて、食べ過ぎちゃったなあと思っていた所にオーブンから取り出されたのは、奥さん手作りのポークソーセージ。

下の写真は、私達がそれぞれ一つずつ取った後に撮りました。


ひき肉は使用せず、かたまり肉を小さく切ったのを塩と胡椒だけで味付けて豚の腸に詰めたものだそうです。これにマスタードをつけて食べたんですけど、脂がジュワッと口の中に広がって、「うわあこれは身体に悪いぞ」と思いながらも、美味し過ぎて食べるのをやめられないソーセージでした。

下の写真は自家製のドリンクです。様々なドライフルーツやベリー類を煮込んだ汁を水で薄めた飲み物だそうです。甘いですが砂糖もハチミツも甘味料は入っていません。自然の果物だけで作ったものです。


ロシア式バーベキューランチは最高でしたよ。

今度は我が家に日本食を食べに来てくださいと言ったら、二人ともちょっと変な顔をしました。生まれて今まで、一度も日本食を食べたことがないそうです。どうやら日本食にあまり良くない先入観を持っているようです。

日本酒には興味がある様子でしたけど、ウォッカとかジンといった強いお酒がお好きなお二人ですから、日本酒は物足りないかもしれませんね。

帰り際に、私へのプレゼントだと言って本革製のハンドバッグを下さいました。びっくりしました。「なんでこんな物を私に?とても受け取れません!」と遠慮したんですが、最後にはありがたく頂いて帰りました。

黒色で私の好きなデザインでしたから正直言うと嬉しかったんですけど、ロシアではこういう贈り物をする習慣があるんですかねえ。私が手土産に持参した手作りのチョコレートのお菓子はとても気に入ってくださいましたけど、差し上げたものと頂いたものの釣り合いが全く取れません。

「スパシーバ」(ありがとう)というロシア語は知っていましたから、帰り際はもう「スパシーバ」の連発でしたよ。

出してくださったお料理から想像すると、相当な時間をかけて準備されたと思います。ありがたいです。本当に「スパシーバ」です。


お帰りの前に1クリックを!



2021年5月1日

新型コロナ深刻化と中止できない謎

毎日日本のニュースサイトをチェックしていますけど、日々悪化の一途ですね。

私は岡山県の出身なので、やはり岡山県の新型コロナ感染状況は気になりますが、一昨日は一日の新規感染者数が99人でした。

おまけに、県内に5カ所ある保健所のうち3カ所の保健所で、所長が今年3月に依願退職した後に後任が決まらず、2人で兼務していることが今朝は全国ニュースになっていました。

このニュースは、全国ニュースになる前に読んで知っていたんですけど、私は岡山県の保健所が5カ所しかないというのにまず驚きました。支所はいくつかあるのですけどね。

私の出身地の成羽町はかつては川上郡の一部でしたが、市町村の統廃合で川上郡の3つの町は高梁市に統合され川上郡というのはなくなりました。成羽町にはもう保健所はありません。

感染者が急増している今、保健所が果たす役割は大きいでしょう。5月になってもまだ後任探しをしているというのは、一体どういうことなんでしょうね。

それはともかく、

最近読んだ日本の新型コロナ関連ニュースの中で、私が最もあきれたのは「オリンピック組織委員会がオリンピック開催期間中に看護師500人を動員するよう看護協会に要請した」というニュースでした。

それも、原則週5日以上勤務(つまりフルタイム)、早朝深夜を含む一日9時間シフト、しかもボランティアということだそうで。

私はこれを読んで頭に血がのぼりました!

全国的に感染者が急増していて医療体制が圧迫されているんでしょ?特に現在深刻な状況になっている大阪では、現場で治療に当たる医療スタッフは、心身ともに限界に近い状況だと聞きますけど。

こういう状況で、看護協会が他県から応援スタッフを大阪に派遣する手配をしていると聞いています。おそらく他県の病院にスタッフ派遣の要請があるのでしょう。一つの病院から派遣できる人数は限りがあるでしょうけど、要請を受けて派遣に応じる皆さんには、本当に頭が下がる思いです。

日本ではワクチンの接種が進んでいないと聞きます。ワクチン接種体制が不十分なわけです。今後は接種場所を増やす必要があるんでしょ?そのためにはスタッフを増やす必要があるわけですよね。

そもそも、日本には資格を持つ人が少ないそうです。現役の看護師の皆さんは、通常の診療と新型コロナ患者の治療に加えてワクチン接種も担うわけですが、人数が不足しているということで、ワクチン接種には現在医療業務に従事していないけれども資格を持つ人を歯科も含めて動員するとかどこかで読みましたよ。

こんな状況で、

看護師500人の動員を要請?

すっかり頭に血がのぼっていた私ですが、

今朝はさらに血がのぼり詰めました。日本の総理大臣が「現在休んでいる人もたくさんいると聞いているからオリンピックへの看護師派遣は可能だ」と言ったんですって?

「休んでいる人」の多くは、おそらく出産や育児あるいは介護などの家族の事情、あるいは病気などで休職しているのでしょう。転職したり退職したりした人達も含まれるのかもしれません。

看護師の仕事というのは、そんなに簡単に復帰できるんですか?それとも、これから参加者を「休んでいる人」から募集して、オリンピック開催までにトレーニングするの?

そして、そうした人達には、大会期間中(トレーニング期間を含めて)家族から離れた東京のどこかの宿泊施設に寝泊まりしながら選手や関係者の世話をすることを期待しているんですか?

大変ですよ、1万人以上やって来るんですからね。

新型コロナの感染者が見つかることは確実ですし、蒸し暑い日本の真夏の開催ですから(これも商業主義のせいで全くどうかしている決定ですけど)熱中症の対応も求められます。他の病気や怪我も当然発生するでしょうし。

あの暑さの中でマスクを付けて働くのかと考えただけでも、医療スタッフには頭が下がります。新型コロナ感染者に対応するには、防護服も必要ですよ。

医療スタッフの熱中症も心配です。


常識的に判断すれば、中止は避けられない状況なのに、なぜ中止しないのかを考えてみると、それはやはり商業主義の弊害だと思いますね。

中止を言い出せない理由はそれしか無いでしょう。

テレビ放映権料とかスポンサー料とか莫大なお金が関わっているので、中止すると損害賠償だとかの訴訟問題が生じるのでしょう。

損害賠償を請求された場合、賠償金を負担しなくてはならないのはIOCではなく日本だと聞きましたが、本当にそうだとすれば中止を言い出せないわけです。

たとえ無観客でもとにかく強行開催して、放送権料とスポンサー料を確保し、損害賠償を避けるということなんでしょうけど。

本当に世界中から選手がやって来るのでしょうかね。

そろそろ不参加を表明する国が出てきそうな気もします。


お帰りの前に1クリックを!



2019年3月15日

涙も枯れる歯科医療費

ついに新しい歯冠を作ってもらうための処置をしてもらいました。

具体的には何をしたのか良く分かりませんが、歯垢取りクリーニングまで含めて2時間近くもかかりました。途中、歯茎からの出血がなかなか止まらなかったのもありますが。

新しい歯冠は全セラミック製になるようです。

奥歯だったら銀歯でも金歯でも、とにかく一番コストがかからないのを選ぶところですけど、上の中央の2本の前歯だからなあ。

歯医者とはどのタイプの歯冠にするかとかそういう相談はしなかったんですよ。選択肢がなかったのか、「できるだけ安いので願いします」と言わなかったからか。

その後…

歯冠を作ってくれる「歯科技工士」というんですか、その方のワークショップにまで行って来ました。車で20分位のところでした。

私の歯の色がちょっと複雑なもので、その方に歯を見せて色を決めるためだったのですが、その方のワークショップには本当に様々な色の歯のサンプルがありましたよ。

小さなパレットに絵の具のようなものが出してあり、細い筆で色を混ぜてサンプルの歯に塗りながら色を決めていくんですけど、私の歯には白い点々があるなあと白い絵の具をチョイチョイと塗りながら、そんなところまでも再現しようとするんです。

できるだけ周囲の歯の色に近い自然な色でということなのですが、

「周囲の歯の色がキレイじゃないのにそれと同じ色にしてほしくないです!」「もっと明るい色にしてください!」と、

そこだけはしっかりとリクエストしておきました。

さて、前回の相談のための診察料は105ドルでした。

今日は、新しく作ってもらう歯冠が1本に付き1850ドルで、私は2本必要だから3700ドル!(泣)

これに歯垢取りだの何だのが加わって、

合計3830ドル!

2本一緒に治すからとか何とかで400ドルの割引をしてくれたので、結局支払ったのは3430ドルでした。(号泣)

これまでにこの前歯2本の治療にかかった費用は、

合計7325ドル!

3週間後にはいよいよ歯冠を付けてもらうのですが、それにも費用がかかるのだろうし、

もうね、

涙も枯れるのででございます。


お帰りの前に1クリックを!



2023年6月15日

親知らずの抜歯にいくらかかったか

うちの夫は、先週から歯が痛いと言っておりました。痛いのは奥歯の後ろにある親知らず。

これはまた困ったぞ…

うちの家族は経済的に恵まれていないのに、医療費だけはものすごい出費が続いておりましてね、最近ではうちの息子の痔の手術費用がすでに百万円を超えています。

公立の病院で手術をしてもらえたら無料なんですけど、ただでも順番待ちがすごいことになっていたのに、新型コロナで何ヶ月も命に関わらない手術が中止になっていた影響で、しかもそれが繰り返されたために、現在の順番待ちはとんでもないことになっています。

3月末の時点で手術を待っている人の数が8万人というニュースがありましたけど、もうね、待ち続けたところで順番は回って来ないというのが実情です。

そのため、うちの息子は民間の病院で費用全額自己負担で3回手術を受けたんですが、3回目の手術からの回復が思わしくなくて、4回目が視野に入っているのでございますよ。

うちの娘は、小学生の頃からメンタルの病気で精神科医や心理セラピストや摂食障害の専門家などいろいろな医者から治療を受けて来ましたが、これも結構な費用がかかっています。

しかし、最も費用がかかったのは歯科治療。

オーストラリアの歯科治療は基本的にメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされませんから、民間の健康保険に入っている人を除けば全額自己負担なんです。

ちょっと検査をしてもらうだけで2万円以上かかります。

このブログで何度も話題にして来ましたが、私の上前歯2本の歯根治療と新しい歯冠を作ってもらうのに、合計7,325ドルかかりました。1ドル100円で単純計算すれば73万円以上ですよ。

うちの息子が親知らず4本抜いてもらうのに、5,000ドル以上。娘が親知らず3本抜いてもらうのに4,000ドルちょっと。

オーストラリア在住の皆さん、経済力がある方は心配ありませんけどね、そうでない方は、本当に歯だけは大事にしないと大変な目に遭いますよ。


親知らずって4人に1人は生えていないそうです。私も生えていません。ですから、親知らずが痛いと聞いても良く分からないのですけど。

奥歯の奥にある歯ですから、歯磨きが不十分で虫歯になるケースもあるでしょうが、私がこれまでに聞いた親知らずのトラブルというのは、真っ直ぐに生えて来なかったために痛みを生じるというのがほとんどです。

うちの息子も娘もそうでした。

親知らずが問題なく真っ直ぐにきれいに生えて来る人は、3割くらいなんだそうです。つまり、7割の人は斜めに生えたり横向きに生えたりして、抜歯しなければならなくなるんだそうですよ。

さて、

うちの夫の親知らずですが、仕事が休みだった昨日、歯医者に相談に行きました。

痛いのは1本だけと言っていましたから、何千ドルもはかからないだろうとは思っていたんですけど。

歳が歳ですからね、斜めや横向きに生えて来たせいで痛んでいたのではないんです。虫歯だったんですって。

夫は最も安上がりの治療方法を頼んだそうです。

虫歯を削って詰め物をしたりするのが困難な奥の方ですし、痛んでいた親知らずが小さかったこともあって、最も簡単な治療方法は抜歯であると言われたそうです。ペンチみたいなやつで抜くんです。

別にその親知らずが無くなったら困るわけでもないので、抜くのが一番簡単なら抜いてくださいということで、抜いてもらったそうです。

かかった費用は295ドル。約3万円です。

歯を1本抜いてもらって3万円は高いと思うかもしれませんが、オーストラリア的には超安上がりで済んだと思いますよ。何千ドルもかからなくて本当に良かったです。


お帰りの前に1クリックを!



2019年5月17日

涙のすきっ歯

このブログを「歯冠」というキーワードで検索すると、

出てくる出てくる!

号泣必死の高額歯科医療関連記事の数々。

歯根の治療に始まり新しい歯冠を付けてもらうに至るまで、総額70万円以上を費やした私の前歯二本。

下の前歯なら歯抜けでも我慢したかもしれませんが(イヤそれはないか…)上の中央の一番目立つところの前歯二本ですからね、海外旅行を諦めてなけなしの収入を注ぎ込んだわけですよ。

新しい歯冠を付けてもらった直後は、上の歯茎が腫れて違和感に悩まされていましたが、その違和感は、

別の違和感に激変中!

歯茎の腫れは落ち付きました。

しかし、

二本の歯の間の歯茎に近い所に三角形の隙間ができて、そこに食べ物が詰まるのでフロスを使ってのクリーニングが不可欠になったのですが、その隙間が微妙に拡大しているような気がしていたんです。

その後、前歯の間の隙間は三角形ではなくなり、上端から下端まで貫通した一本の線状になってしまいました。

すきっ歯になっちゃうかもしれない!

と、悪い予感がしていたんですけど、悪い予感というのは大抵当たっちゃうものでなんですよねえ。

一ヶ月が経過した現在、私の上の前歯は、もう完全にタモリ風でございます。(泣)

私の口は大きく開けても歯があまり露出しないので目立ちませんから、誰もそれを指摘したりしませんし、いい歳のおばさんになった私はそれほど気にならないのですけど、真実を言えば気にならないフリをしているだけ。

このまま隙間が拡大し続けると、

いずれはヴァネッサ・パラディ風?

あそこまで広がれば、食べ物が詰まりにくくていいかもしれません。


お帰りの前に1クリックを!