ついに新しい歯冠を付けてもらいました。
長い道のりでございました!
左上前歯の歯茎の上の方に膿瘍(のうよう)ができるようになって数年、膿瘍は英語でアブセス(abscess)と言うのですけど、歯茎にできたアブセスを放っておくとこんなに怖いことになるというホラーストーリーをいくつも聞き、意を決して歯医者に行ったのが2年前のこと。
あの時は本当に意を決して歯医者に行ったのです。オーストラリアでは歯科治療は保険が適用されず高額ですから意を決する必要があったわけですが、 私の上前歯2本は事情があって人口歯冠をかぶせてあったので、それを取って歯根の治療をする必要があり、新しい歯冠を作ってもらわないといけないということになりまして、今日までかかった治療費は、
総額7325ドル!
これって、日本円的に言うと70万円以上ですからね。
意を決する必要があった理由が分かっていただけるでしょうか。
もうね、涙も枯れました。
さて、
今日付けてもらった新しい人工歯冠ですが、セラミック製です。色を決めるためにわざわざ歯冠を作ってくれる歯科技工士のワークショップにまで行きました。
その歯科技工士は、非常に細かいところにまでこだわる職人気質の方で、できるだけ周囲の歯の色に近い色にしようとこだわるから色選びも簡単ではなく、私の歯にある白い点々までも再現しようとするのでした。
「周囲の歯の色はキレイじゃないので、もっと明るめの色にしてください!」としっかりリクエストしておいたのに、今日歯医者に見せられた新しい歯冠はひどく汚い色。
大金を払っているっていうのに、
なんだよその歯冠の色は!
と思ったのですけどね、実際に付けてもらうと、周囲の歯と非常に近い色でしかも結構明るめの色でした。そしてしっかりと白い点々が再現されていて自分の歯のよう。
やるなあ、あの歯科技工士さん!
というわけで、新しい歯冠が付きましたが、
歯茎が腫れて痛いです。
新しい歯には違和感が大ありです。
とってもヘンです。
歯の裏に下の前歯が当たるのが気になってしようがないです。
しばらくしたら慣れるのか、直してもらわないといけないのか、よく分かりません。腫れている歯茎はどうなるんだろう。腫れているだけじゃなくて縮んじゃってるからねえ。
ああ、もう歯医者はゴメンだわ。
歯だけは大事にしなくちゃ。
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