「歯茎の上にできた膿瘍」という記事を書いたのは、2017年5月15日のこと。このブログのおかげで、こういうことがよく分かります。
歯根の治療が必要だとは分かっていたけれど、歯科医療がメディケア(公費で医療費の一部を負担する制度)でカバーされないオーストラリアで歯根の治療を受けたりしたら、どれほどの高額出費になるのか、考えただけでも怖かったんです。
しかし、結局、歯根の治療を受けるしかなくなりまして、最終的にはその歯根治療に要した金額は4000ドル以上となりました。
4000ドルって、大まかに言って、
40万円ってことですよ!
何度も書きますけどねえ、オーストラリアに移民したいとか長期滞在したいとか、そういう希望のある方は、歯だけは日本にいるうちにしっかりと治療を終えておかないと後で泣くことになりますよ。
それはともかく…
歯根の治療をしてくれた専門医の話では、インプラントの必要はなく、新しい歯冠を作ってもらえば良いとのことだったので、治療後に新しい歯冠を作ってもらうまでの間に合わせのプラスチック歯冠を付けてもらいました。
(詳しいことは「想像を絶する歯科治療費」の記事で)
新しい歯冠を作ってもらうとしても、上の真ん中の前歯なので金歯や銀歯というわけにはいかなくてですね、歯冠は安いので1個1500〜2000ドルくらい。私の場合2個必要なので費用は5000ドル位を見込んでおけば大丈夫ということだったんですけど。
5000ドルって、
50万円ってことですよ!(泣)
ですからね、間に合わせのプラスチック歯冠のままで何とか凌いできたんです、この2年間。
ただし、プラスチック歯冠が何年も持つわけがないので、いざという時のために貯金を続けてきたわけですが、
ついに、
プラスチック歯冠が緩んできました。舌で触れてみると裏側がおかしいです。割れてきているのかもしれません。
ということで、
50万円を歯冠に使う決心を固めました。
これでまた、ヨーロッパ旅行の夢は遠のいたのでございます。
これをお読みの貴方、
歯は大事にしてください!
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