しかも、大音量で見るんです。目が見えなくなって来ていますが、耳も遠くなって来ているんじゃあないかと私は疑っています。
とにかく、うちの夫が家にいる間はテレビがついていて大きな音がしているのが普通なんですけど、先週から静まり返っているんですよ。
理由はもちろん、夫がオーディオブックを聞いているからです。
聞いているのは、このブログでも度々話題にしている M. W. クレイヴンという作家の小説で、ワシントン・ポーという刑事が登場するシリーズ。最初にハマったのは私です。
アマゾンの電子書籍 Kindle本で再び読書を楽しむことが出来るようになり、久しぶりに読んだ本がこの「ワシントン・ポー」シリーズの1作目でした。
これにすっかりハマってしまって、立て続けに4作目まで読みました。日本語翻訳版で読んだんですけど、5作目はまだ日本語版が出ていないので原書の英語版で読んだんです。
そうしたら、やっぱりこういう小説は原書で読むに限ると分かったので1作目から英語版で読み直して、今は6月6日発売の6作目が待ち遠しくてたまらないという状況なんですけど。
これを知ったうちの夫が、「じゃあオレも読んでみようか」と思ったらしいのですけど、夫は目が悪くて本が読めませんからね、朗読を録音したオーディオブックというのを聴いているのです。
これがもうね、
ハマりにハマっているんですよ!
仕事中はもちろん聴けませんけど、歩いて通勤している間も聴いているらしいです。仕事から帰って来ると、無言で座ってひたすら聴いています。早く次が知りたくて止められなくなっているのですよ。
こっそり撮影した夫の姿がこれ。
ツールショップのユニフォームのまま。どういう理由だかフードをすっぽりかぶり、目を閉じて聴いています。耳にはイヤホンが入っています。
「Hard to put down」(下に置くことが難しい)、つまり読み出したら(聴き出したら)止まらない本なのです。
一昨日、トラックを運転させられて商品の配達に行った時に、夫が3作目のどのあたりを聴いているかを教えてくれたんですけど、その時聞いたのは真ん中あたりでした。しかし、翌朝には聴き終えていたんです。
そして、もう4作目を聴き始めているとも言いました。
ものすごいスピードで聴いています。夜もベッドの中で眠くなるまで聞き続けているそうです。それにしても聴くのが速いと思いましたらね、何と、早く次が知りたくてたまらないもんだから、再生速度を上げているんですって。
オーディオブックの音読のスピードは調整が可能なんですね。声のピッチが変わるそうですけど、そのくらい早く次を知りたいんですよ。
私はこの「ワシントン・ポー」シリーズの1作目の本を、読書好きのうちの娘にプレゼントしたんですが、夫は娘に大学院が終わるまで読むなと言っていました。
勉強に支障が出るからということで。
現在仕事や勉強で忙しい皆さんは、読み始めない方がいいかもしれません。
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